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[ DVD ]
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相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
・水谷豊
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2008-03-07
参考価格: 14,900 円(税込み)
販売価格: 11,175 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 近日発売 予約可 )
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・水谷豊 ・寺脇康文 ・高樹沙耶 ・鈴木砂羽 ・岸部一徳
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カスタマー平均評価: 4.5
マンネリどころか シリーズを重ねるごとにキャラやストーリーの魅力が増してるように思えます。
5シーズン幕開けは往年の西武警察のノリで亀山が死んだ?!?
と思ったら、これは杉下が新人の頃に関わり未解決のままだった
名家・御手洗家強盗殺人への導入に過ぎなかった…。
妻を殺し、自らの社会的地位を捨ててまで事件を隠蔽しようとする当主の信念。
敵とも味方ともなりうる小野田官房長官の貫禄。
そして最後は若い頃は刑事役をこなしてきた、あの方の好演が光りました。
心理戦の果てに明らかになる当主ですら知らなかったかも知れない犯人の本当の動機。
理と情が高次元でバランスのとれた本作ならではの素晴らしいラストです。 作品内容に文句はないんだが 商品イメージを見た限りでは、リリース済みseasonと同様のパッケージングのようですが、
せめてこれからリリースされるseasonは、もうちょっと工夫できないもんですかね。
普通のケースにディスク1枚ずつ収めて、ただ紙箱に入れただけのものが 6season 分もたまると
ウサギ小屋の住人(古いか?)としては収納スペースの確保に一苦労。
「時効警察」や「吾輩は主婦である」のBOXように、遊び心に溢れかつ省スペース、出し入れのしやすい
デジパック仕様にすることなどまったく考えつかなかったというなら、それは制作側の怠慢ではないかと。
「いや、それも一案として出たんですが諸事情で見送りに」ってんなら仕方ないですが、
オフィシャルブックの上澄みすくい取っただけ、みたいな貧弱な〈事件簿ブックレット〉なぞ付ける余裕が
あるんなら、もっと基本的なところに目配りしていただきたい。
「コアなファンが多いから、どんな体裁でも出しゃ売れるよ」ってな思惑が見え隠れしてる感じで、
作品内容そのものには文句のつけようがないだけに、DVD化時の詰めの甘さが惜しまれます。
重箱の隅ほじくるようなことばっか書いてますが、それでも買いますよ、BOX全部。
金払う以上、言いたいことは言うよ、ってことでのこの評価です。
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[ DVD ]
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風の谷のナウシカ
・久石譲 ・高畑勲 ・辻村真人 ・ツジムラマサト ・京田尚子
【ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント】
発売日: 2003-11-19
参考価格: 4,935 円(税込み)
販売価格: 3,480 円(税込み)
中古価格: 3,160円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・久石譲 ・高畑勲 ・辻村真人 ・ツジムラマサト ・京田尚子 ・久石譲 ・高畑勲 ・辻村真人 ・ツジムラマサト ・京田尚子 ・島本須美 ・納谷悟郎 ・松田洋治 ・宮崎駿
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カスタマー平均評価: 4.5
ストーリーと絵の疾走感に、胸がドキドキする一本 人間が戦争で撒き散らした毒が土を汚し、腐海(ふかい)が生まれた世界。汚れた世界の毒を清浄にするために木々があり、それが森を作り、その森を守る王蟲(おうむ)を始めとする蟲(むし)たちがいる。という作品の世界観、舞台背景が、まず凄いですね。戦争の惨禍と、平和への祈りをテーマにした映画のバックボーンとして、実によく練り上げられているところに唸らされます。
ナウシカが風に乗るところの浮遊感、疾走感を筆頭に、動きにあふれた絵の魅力にドキドキしました。王蟲の暴走シーンも、圧倒的な迫力を感じました。そして、あのシーンがやってくる・・・・・・。池に投げた石が波紋を描くように、赤い光が青い光へと変化してゆくシーン。見ればいつも心を揺さぶらてしまう名場面。
久石譲の美しく、哀しみと慈しみにあふれた音楽も素敵。どこかで聴けば、「ああ、ナウシカの世界だ」と引き込まれてしまう、この映画にぴったりの音楽が奏でられ、紡がれてゆく。大好きな、愛おしい音楽。
私にとっては、宮崎駿監督のアニメ映画で最初にやられたのが、この作品でした。その二年後に『天空の城ラピュタ』を見て、本当にワクワクするアニメ映画を作ることができる才能に、目を見張らされ、狂喜したものです。
この映画のみずみずしい息吹と、凛として力強いリリシズムは、ゆとりのなさといった多少の欠点を吹き飛ばす魅力にあふれていますね。アニメ映画史上、燦然と輝く金字塔の一本ではないでしょうか。 慈愛の精神 一番感じたことはナウシカの慈愛の精神でしょうか。
ナウシカはまるで生きるもの全てに愛を持っているかのような女性です。
誰よりもこの世界を愛しているというナウシカの気持ちが全編にわたって描かれています。
確かに大きな虫たちがたくさん出て来ますがそこはファンタジーということで。
それが駄目な人は遠慮した方がいいかもしれません。
なにしろクライマックスは大量の虫たちの大行進なので。
しかしナウシカの愛に、愛で応える虫たちには感動しますよ、きっと。
ジブリ最高♪ ジブリってみてると本当に心癒されますよねぇ。ナウシカみたいに戦いの作品は部類上そうではないけど。一つ下の感想に虫がきもちわるいとか書いていますが、そもそもナウシカという映画の魅力はそこだと思います。巨神兵をはじめ、みたことない生き物…私はそういう未知で神秘的なナウシカが大好きです。最後にジブリ映画は全作品☆5! とてもいい、、かな? 映画館で観たときは、なんだかすごく疲れる作品(ハウルの動く城もそうですが)に感じました。家とかでリラックスしながら観る時も、必ず映画を観たあと感情的になりすぎて、物事に集中できなくなります。観たあとも感情的にさせてくれる、ということが嬉しいという方にはオススメな作品ですよ。
いまでもナウシカに理想をみる この映画が世に出た80年代前半は、米国とソ連の超大国の対立を軸とする冷戦から、核戦争の危機が、より身近に感じられた時代である。監督の宮崎駿はこの頃、適者生存というダーウィニズム的な思想と、環境問題や国際情勢の緊迫に見られる、地球規模での生存環境の悪化を自ら招いた、人類の存在に対するジレンマに悩んでいた。このテーマに彼なりの解答を見つけ出すのには、劇画の「風の谷のナウシカ」の完結や、後の「もののけ姫」の完成という、長い歳月を要した。(だが、「もののけ姫」は饒舌に説教臭くて、個人的に好みでは無い。ちなみに劇画バージョンの「ナウシカ」も、ある意味で映画版とは全く違った作品として、お薦め。)
「ナウシカ」後の宮崎駿の大活躍は、今さら述べるまでもない。アニメや映画としての、技術的な点や娯楽性を含めたトータルな完成度では、後の「トトロ」や「千と千尋の神隠し」などの方が、全く優れていると思う。しかし、「ナウシカ」ほどの、強烈な印象を心に焼きつけるアニメには、いまだに出会えていないと、個人的には思う。
人々の忌み嫌う腐海奥深くにまで入り込み、そこから持ち帰った生物を自ら育て、研究に勤む探求心をもつ、ナウシカ。まるで自然と戯れるように、生まれた自然への深い理解や愛情を育む様子に、自然を凌駕するための対象としてではない、理解し、語り合う相手として捉える、真の科学者の姿を見る思いがする。アスベルを追い、迷い込んだ腐海の底で知った、大自然のサイクルが生み出す自己治癒のメカニズムに、感動し涙する姿は、長いこと自然科学を学んできた自分としては、森羅万象を学ぶという事の、原点を思い起こさせてくれる。
この作品に個人的に感じる魅力は、他にも色々あげられるのだが、延々と続いてしまいそうで、割愛。全編を通して、主人公ナウシカの見た物、感じたことなどを中心にストーリーが急ピッチで進んでいくので、彼女の感情の起伏を細かく追いつつ観賞するのがお薦め。ナウシカを演じる声優島本須美による、涼やかながら真の強いヒロインの演技も、絶品だ。
「ナウシカ」誕生時から時代は変化し、人類の近未来像はシンプルな構図では、理解できなくなっている。あまりに聖人君子の様に描かれるナウシカに、文字どおりの「理想」を見続けてしまうのは、将来的には結局、「腐海」を生み出す事になる人間でしかないからなのだろうか。もしそうだとしても、心優しいナウシカと、彼女が行動で示す普遍的なメッセージに、これからも、より多くの人が希望を見出し続けることを、願わずにいられない。
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幸福な食卓 プレミアム・エディション
・北乃きい
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-06-22
参考価格: 4,935 円(税込み)
販売価格: 3,859 円(税込み)
中古価格: 3,420円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・北乃きい ・小松隆志 ・勝地涼 ・平岡祐太 ・さくら ・羽場裕一 ・石田ゆり子 ・瀬尾まいこ ・長谷川康夫
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カスタマー平均評価: 5
いいですね! タイトルとは全然違ってどこかしらひどく病んでいる家族のお話で、主人公の父親のふがいなさに腹を立てつつ観てましたが不思議と爽やかさのある、後味の良い、とてもいい映画でした。
主人公・佐和子を演じる北乃きいさんの自然な演技がとても良かったですし、勝地涼くんがまたすごくいいやつで、愛すべきキャラを好演してます。
主人公が育んでいく恋愛は理想的なもので誰もが共感すると思いますし、また本当に純粋で可愛らしいです。それ故にこの作品を盛り上げるに重要なエピソードとしてとても丁寧に描かれています。
誰もがどこかで人に支えられて生きているものですが、行き詰まったときには支えてくれるべき存在が『家族』、『友人』、ときには兄妹の恋人?といった不特定の存在にスポットを当てているところに新鮮さを感じました。
実は思いテーマだったりするのですが、クスッと笑える場面もたくさんあって、また全編にさりげなくかかる、ほのぼのとしてるけどどこか物悲しく切ない小林武史さんの音楽も良かった。
Mr.Children のテーマソングのかかる場面のカットの意外性??には脱帽ですよ。是非観てください! みんな守られているんだ この家族は、みんな精神的に病んだ部分を持っている、と言うか「こわれ易い」。
父は父親である事を辞め、母はプチ家出、兄は頭がいいのに大学進学を止め農業をやっている。主人公は梅雨になると体調が悪くなる。一見普通、でもかなりおかしな彼らの生活を、ハッキリとおかしく見えるよりも何となく気持ち悪く見える感じを狙っているのがいい。
ほとんど目を合わせないで喋る羽場裕一、明るさが逆にダメさを増幅している平岡祐太が良かったし、転校生・大浦を演じたのは勝地涼が佐和子に寄り添う素敵な少年像を見事に演じている。ちょっと間の抜けた感じや視線から生み出される彼の笑いと真っ直ぐな雰囲気は観ていて清々しくなる。
そして、主演の佐和子を演じる北乃きい。大浦の口ぐせを真似し、「おうっ」と小さくつぶやく北乃きいの笑顔がまぶしかった。(笑) この二人の恋愛が可愛らしくて、映画に小さな幸福感をもたらせている。
甲府でロケした町の風景も素晴らしかったし、映画タイトル通りに、この家族はどのような思いで、父の自殺未遂から生まれてきた崩壊図を家族として生きて来たのか。そして、家族の再生とは思わぬ形で訪れるのだけれど、食卓を囲んだ彼らの心情はスクリーンのショットに見事に現れていました。母の愛情、父の静かな決意の中に生まれる愛情の再構成、兄の彼女・小林ヨシコ(さくら)の不器用ながらも佐和子の背中をそっと押してくれる一言、兄の体現するユーモアは佐和子を助けていく...。
彼女の悲しみ、決意、自分は守られているんだという幸福感を内包した表情あればこそですが、ミスチルの「くるみ」が素晴らしかった。 家族の大切さ 家族の大切さ・ありがたさを改めて感じました。
主人公・佐和子の純粋さが映画に光を与えています。
佐和子が家のお風呂場をボーっと眺めるシーンが何度かあって
「何を思ってるんやろう?」と疑問に思ってましたが
物語が進むにつれて明らかになります。
直ちゃんの彼女の言葉
「友達や恋人はこれからいくらでも作れる。でも家族の代わりはいないんだよ」
が、印象に残る。
エンディングでミスチルの曲がこんなにもマッチするとは!!!
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[ DVD ]
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がくえんゆーとぴあ まなびストレート ! STRAIGHT4 期間限定版
・小笠原篤
【キングレコード】
発売日: 2007-07-11
参考価格: 6,300 円(税込み)
販売価格: 4,725 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 近日発売 予約可 )
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・小笠原篤 ・小笠原篤 ・堀江由衣 ・野中藍 ・井上麻里奈 ・平野綾 ・藤田咲 ・ufotable
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カスタマー平均評価: 5
壁を乗り越えろ 作品のテーマ・背景から見てあり得ると思っていましたが、
学校の経営統合が浮上。それに伴い相手側の愛光学園の
理事長により学園祭の中止が決定・・・。
はたして学園祭が実現出来るか、どうか?
愛光の理事長の指摘する事にもひどく説得量があるだけに
難しそうですが。
両者の板挟みになる多佳子もとても印象的です。
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[ DVD ]
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らき☆すた 1 通常版
【角川エンタテインメント】
発売日: 2007-06-22
参考価格: 5,880 円(税込み)
販売価格: 4,598 円(税込み)
中古価格: 5,739円〜
( 通常4日間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 3
普通に面白い 1話を見た時、ただ原作をだらだら引き延ばした印象を受けたのですが、2話以降からテンポが良くなり普通に楽しめる作品になったと思います。しかし他の京アニ作品と違ってストーリー重視では無く、日常のまったり感を楽しむアニメなので、それがダメな人は避けた方がいいかと、、、自分はまったり感と原作の絵が好きなので、美水先生書き下ろしジャケットの通常版を買います(限定版の特典は個人的に要らない)。最後に、皆が書いているように2話でこの値段は絶対に高い、それで星1つ減点。
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[ DVD ]
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CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2007 DOUBLE
・CHAGE&ASKA
【ユニバーサル・シグマ】
発売日: 2007-08-29
参考価格: 6,090 円(税込み)
販売価格: 4,568 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 近日発売 予約可 )
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・CHAGE&ASKA ・CHAGE&ASKA
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カスタマー平均評価: 5
発売の早さに驚き こんなに早く出るとは思いませんでした。ツアー終わったの7月末ですよ。来年ぐらいかと・・・。
今回のツアーはみなさんが心配していたASKAの喉の具合は全然気になりません。ASKA自身も喉の復調を宣言しておりますし(ツアーでは言っておりませんツアーパンフかな?)。
ツアーはニューアルバムを含め新旧の楽曲を織り交ぜ納得の行くセットリストではないかと思いました。ロック、バラード、ジャズといったジャンルの曲をミックスしていた印象を受けました。
中盤のバラードは必見、最高ですよ^^後半の観客との一体感はなんともいえませんでした。そこまではDVDで感じられるかわかりませんが・・・。
とりあえず、まずはファンの方は絶対に「買い」です。 やったぁ! 先週末にコンサートに行ったばかりです。
今回はツアー自体短いので(アコーステックライブもあるからか)、
1度しかコンサートに足を運ぶことができませんでした。
まだ興奮さめず、頭の中も曲が流れています。
DVDを見てまたコンサートの感動を味わいたいと思います。
しかも10年以上、ファンになりますが、ライブで長年聞かなかった曲(私としては初めて聞いた曲)もありました。新旧のいろいろな楽曲を楽しみましたので、おススメDVDですよ。 今回のツアーは DOUBLE
かなりいいツアーです。
ASKAの声も本来の調子を完全に取り戻しています。
まさかの選曲もありで,デビュー以来のファンである私でも
今回の満足度はかなり高いツアーでした。
発売までにWOWOWでのHD放送が今回もあるのでしょうか?
(CSでは決定してますが)
HD画質でのフルVer.DVDが正直嬉しかったのですが,画質も確実に向上していますので
楽しみです。
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[ DVD ]
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父親たちの星条旗 期間限定版
・ライアン・フィリップ
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2007-05-03
参考価格: 2,980 円(税込み)
販売価格: 2,500 円(税込み)
中古価格: 1,979円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ライアン・フィリップ ・クリント・イーストウッド ・ジェシー・ブラッドフォード ・アダム・ビーチ ・バリー・ペッパー ・ジョン・ベンジャミン・ヒッキー ・ポール・ウォーカー ・ポール・ハギス ・ウィリアムス・ブロイルズ・Jr
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カスタマー平均評価: 4.5
衛生兵 全編戦闘シーンでないのに、今までの映画にはない戦闘への「現実感」があります。
どこかの市街戦を実況されているかのような、迫真に迫る映像です。
これほどまでにアメリカも苦戦していたのか、という視点はわたしにはあまりなく、驚きを感じました。
後方支援がなければ前線は進めない。
傷ついた兵士は、誰かが担架で運び、どこかで治療を施してやらなければ、
ただ死を待つだけになり、隊全体が疲弊する。
そういう、ある意味当たり前の視点を、実に丹念に描いています。
勝敗が決した場面は、この映画にはありません。
しかし米国側は、衛生兵が注射器を持ち、点滴をぶら下げ、死者にかぶせる毛布が特別に用意されている。
それだけでも、十分勝敗は表現されているように思います。
歴史の勉強のような戦争映画じゃありません。
わたしも、是非両方観ることをお勧めします。 期待はずれ 「硫黄島から・・・」を先に見たので、アメリカ側から見た硫黄島での戦闘を描いた映画かと思って
期待して買ったが、大半は硫黄島勝利後の話が主体で、硫黄島で星条旗を掲げた兵が無理矢理
英雄にされて苦悩する様を描いたストーリーであった。
見てる途中で寝てしまった。
衰えを知らないイーストウッド演出に敬服 歴史とは多面体であり、一方向から全ての真実を把握するのは難しい。 本作は勝者アメリカ側から見た、もう一つの「硫黄島」だ。 物語は記念撮影用に星条旗を立てた3人の兵士が、帰国後政府によって「英雄」に祭りあげられ、戦争の資金集めとプロパガンダに翻弄されていく人生を描いていく。シニカルな抑制の利いた演出で、安易な反戦映画になっていない所がいかにもイーストウッドらしい。「ミリオンダラー・ベイビー」でもイーストウッドと組んだポール・ハギスの脚本は、時間軸が前後するためやや戸惑う所はあるが、総じて完成度は高い。初監督作「クラッシュ」の手腕をみても、もはや現在のハリウッドを代表する脚本家の一人に違いない。 それにしても92年の「許されざる者」以降、クリント・イーストウッドの演出は、まるで熟成した高級ワインのようだ。「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」「硫黄島からの手紙」そして本作と、クオリティの高い監督作を連発している。「ダーティーハリー」の頃には誰が現在の偉大な姿を想像できたろう。 これからも傑作を世に送り続けてわたしたちを感動させてほしい。そして、健康に気をつけて可能な限り現役でがんばって欲しい。「硫黄島からの手紙」で誠実に日本を描いてくれた感謝と敬意を込めて、そう願わずにはいられない。 ちょっと期待はずれか 2部作の『手紙』が期待以上の作品だったので(イーストウッド監督作品の傑作の一つと思うけど)、それに比べるとちょっと期待はずれである。大過去、中過去、過去、現在と物語の展開が目まぐるしく時間を超えるために、こちらの気分が画面について行けず、その分感情移入がしにくい構成・脚本にやや難点があるように思える。それでも上陸前の昂揚した気分の中で、一人の兵士が海に投げ出され、最初ははやしていた仲間も輸送船団の隊列を乱さないために救助できないことを知った時に凍りついたあの表情など、上手いと思う。たまたま戦意発揚の写真に写っていただけで、国家の要請によって英雄に祭り上げられた兵士たちが運命に翻弄される姿を淡々と描くだけだが、常に普通の市民の視線を通してそれを見つめているのがいい。 映画として傑作 戦争の悲惨さや、戦争に翻弄される若者たちの物悲しさなど
ストーリーの見どころ満載。地味な話ではあるけど、
役者の演技と、抑えの利いた画像で、あきさせずに見ることができる。
映画として、すばらしい傑作。
アメリカ映画でも、ハリウッド的に、有名な役者を使うでもなく
ただのドンパチで終わるでもなく、暴力をふるった果てに、教訓を垂れるでもない。
やはり、これだけの映画を撮れるクリント・イーストウッド監督はすごいと思う。
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[ DVD ]
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HERO DVD-BOX リニューアルパッケージ版
・木村拓哉
【Viictor Entertainment,Inc.(V)(D)】
発売日: 2007-08-22
参考価格: 23,940 円(税込み)
販売価格: 17,955 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 近日発売 予約可 )
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・木村拓哉 ・木村拓哉
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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にゃんこ THE MOVIE2
・ドキュメンタリー
【ポニーキャニオン】
発売日: 2007-07-18
参考価格: 2,940 円(税込み)
販売価格: 2,205 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 近日発売 予約可 )
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・ドキュメンタリー ・ドキュメンタリー
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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やっぱり猫が好き2007
・もたいまさこ
【ポニーキャニオン】
発売日: 2007-07-04
参考価格: 4,725 円(税込み)
販売価格: 3,544 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・もたいまさこ ・室井滋 ・小林聡美
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カスタマー平均評価: 3
もちろん買いますよ! 3月に放送したのは知らなかった...。
猫のDVDは全て持ってるので、もちろん買いますよ!
今回はTV放送は見てないので、とても楽しみです。
もう、三谷幸喜は書かないのかな?
深夜の三谷の時が一番おもしろかったな?。
まだ、見てないので星は3つで。
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