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[ コミック ]
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地球へ… 1 (1)
・竹宮 惠子
【スクウェア・エニックス】
発売日: 2007-04-06
参考価格: 650 円(税込み)
販売価格: 650 円(税込み)
中古価格: 500円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・竹宮 惠子
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カスタマー平均評価: 5
難しいですね。 今から15年ほど前に書店で見かけ、気になっていた作品ではありました。当時は読むことはなかったのですが、今回アニメになったのを機に、新装版を購入してみました。
「難しい」というのが第一感想です。普段から漫画は多数読んでいる私ですが、だからこそというべきでしょうか、「地球へ…」の内容は難しかったです。一読しただけでは、わからない事がたくさんでした。特に人間の心理に関わるところが、うまく汲めないでいます。どうしてあの人はこうだったのか、というのが読んだ後に残りました。あと、ジョミーは偉い地位のはずなのに、同胞達に容赦なく殴られたり、ESP攻撃を受けたり…(←ちゃんとした理由はあるものの、その容赦なさについていけなかった。昔の漫画というのは、こういうものなのだろうか)。
漫画の表現は昔風で、今では考えられないものが多かったですが、細やかな描写には脱帽でした。宇宙船とかコンピュータとか、凄く丁寧にしっかり描かれてあって、これが30年前に描かれた漫画なのか、と驚かずにいられませんでした。 内容の深さにどっぷりとハマッてしまいました。 以前から名前だけは知っていましたが読んだことはありませんでした。偶々見たアニメで面白そうだなと思い、全巻をまとめて購入しました。最初は絵の古さに中々読み始める事ができませんでしたが、読み進むにつれて内容の深さにどっぷりとハマッてしまい、いっきに全巻を読んでしまいました。難しく感じる箇所はあるものの、読む度に色々発見があったり、自分の中での感じ方が違ったり非常に面白い作品です。 考えて 小さい頃母からすすめられて読んだ『地球へ…』アニメも話題を読んでおり、多くの人にすすめたい一冊!一度や二度でなく何度も、年令を重ねる毎に読んでほしい!完全なる管理社会アタラクシアで“目覚めの日”を待つジョミー。彼の中には彼さえも知らない、未来を変えるチカラをもっていた。人類の敵とされてきたミュウの若き指導者、ソルジャー・ブルー。盲目の占い師、フィシス。完全なる人類、キース・アニアン美しい絵と深い世界に魅了されてください 「カラー原稿を忠実に再現」されていない(ーー;) 内容は言わずと知れた超名作・古典です。私は中学生のときに初めて読んでとても感動しました。
帯に「連載当時カラー原稿を忠実に再現!!」とありますが、それは誤り?です。例えば297?304ページがモノクロになっていますが、1980年のマンガ少年別冊版ではフルカラーになっています。
この帯の文章を信じて私は買ったので、大ショックでした。編集者や出版社の見識を疑います。
私の大好きな大切な作品です。いい加減な扱いをしないでください。
なんか最近のSF漫画は結構、影響されているかも 初めて劇場版を見たのは、小学校の低学年だったのでソルジャーブルーの格好良さに比べて主人公ジョミーのヘタレっぽい顔がアレで内容はほとんど覚えていませんでした。が菊池秀幸の小説の後書きにて、お薦め作品となっていたので再発行版を期に購入しました。結論からいうと面白かったです、昭和(古典)のSF漫画の傑作だと思います。一巻はプロローグですが、読んでいる時に思ったのは、映画マトリックスの世界観と似ていると感じました(あくまでテーマが)。かといってマトリックスが内容を真似しているという事でなく、地球へ…の内容に感銘をうけて上手に昇華してると思ったからです(実際どうだか分かりませんが)。全巻購入してしまった今となっては二巻はアレと似ているし、三巻も然りなんですが、オリジナルは当然、地球へ…です。こんなに良く練られたSF漫画とは滅多に出会えませんので、SF漫画好きの方に是非、お薦めします(お試しにせめて一巻だけでも読んでみてください)。
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[ コミック ]
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地球へ… 3 (3)
・竹宮 惠子
【スクウェア・エニックス】
発売日: 2007-04-06
参考価格: 650 円(税込み)
販売価格: 650 円(税込み)
中古価格: 500円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・竹宮 惠子
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カスタマー平均評価: 4.5
ミュウの逆襲ですね。 心優しくまた弱いミュウ・・・しかし、ナスカの地を失い、自分達の生き残りをかけて、SD体制そのものをくつがえすべく戦いにのぞみます。
ジョミーもまたブルーとの約束を果たすべく、すべてをかけて地球人類と
相対します。その果てにあるものは・・・・ 私にとっての最高のマンガ 学生時代から何度と無く読み返してきた作品。
もうすでに脳内で世界観が補完され、独自の「テラ」の世界に数分のうちにトリップできます。
この最終巻で好きな場面は多いのですがその内のひとつは、アタラクシアでテラズナンバー5と戦うところ。1巻の成人検査のときのジョミーと比べると感慨深い。そして、テラズナンバーを壊した後のジョミーのセリフ。一番心に迫ったのは夜の半球をアタラクシアの住人たちとともに見つめるジョミー。あの涙に心を揺すぶられました。
ああ、とても800字ではお伝えできないので、ぜひ読んでください。 名作! 20年ぶりに、この新装版で読み通しました。登場人物の描き方・伏線のはりめぐらし方など実に緻密で、1970年代に、SF少女漫画がこの完成度に達していたことに、改めて感動しました。セリフもコマも、一つとして読み飛ばせません。
『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』『新世紀エヴァンゲリオン』『AKIRA』『ぼくらの』『バルバラ異界』などと比較しても、それらの源泉に位置すると言っても過言でないほどの壮大なSF大作だと思いました。
すなおに感動できる名品だと思います。
なお、この新装版には、作者竹宮恵子氏、アニメ版の担当者、声優の、エッセイが収められています。 最終決戦ですね 地球側の人間代表も、ミュウ側の長も心の中では平和共存を望んでいながら
運命に流されるように,全面戦争に突入。
ラストは賛否両論だと思うが、ジョミーはブルーとの約束ははたしたから悔いなかったと思う。 最終巻の見所は… 平成版の最終巻です。この巻でついに主人公が悩んだまま復習編というか逆襲編が始まり完結(?)します。時間をかけて伏線等に注意して3回以上読まないと相変わらずわかりずらい内容ですが、そこはアレですよ小説というか文学(言い過ぎですけど)と思ってじっくり腰を据えて読む事をお奨めします。絶望的と言えば絶望的なお話で、あっさり結果が出てしまうところが個人的にイマイチ。結局未来は新しい世代の子供達に全て託し(打ち切り的内容でなくちゃんと丁寧に描かれているのが中途半端とも感じたけど)、読者の想像力にオマカセ的なエンディングですから人を選びます(酸いも甘いも経験した大人向けか、はたまた理解力のある良い大人向け)、しかし未読の方は、是非読んで「地球へ…」の世界を味わうと面白いと思います。実際自分は読んでいる時かなりはまりましたので、好きか嫌いかと問われれば大好きです。読まず嫌いはかなり勿体ない作品だと思います。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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できるかなクアトロ
・西原 理恵子
【扶桑社】
発売日: 2007-04-25
参考価格: 1,000 円(税込み)
販売価格: 1,000 円(税込み)
中古価格: 580円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・西原 理恵子
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カスタマー平均評価: 4.5
相変わらずの暴走ぶり もともとは一見不可能な企画を実際にやってしまう「できるかな」でしたが、最近は外国のルポルタージュになっています。さらに本書の半分近くは「できるかな」ではなくその他のサイバラ漫画です。相変わらずの暴走振りで、面白いからいいのですが。
図らずも近年逝去した関係者に関する漫画が載っており、妙にしんみりとした気持ちになります。作家の藤原伊織さん、元夫の鴨志田穣さん、漫画家の青木雄二さん。どんな人間でも受け入れてしまう西原理恵子さんの人の良さが、絵の端々から垣間見えます。 劣等生代表的な なんども紹介してきた西原理恵子先生の新作、
「できるかな クアトロ」を買ってきました。
相変わらず西原パワー全開のコミックで、1冊
1000円と若干値は張りますが、細かく書き込まれた
毒舌系イラストと、ちょっとした間に挟まれる
できの悪い自分を理解してもらえない周囲への
寂しさを表現した短編など、絶妙の間をとった
間違いなくおすすめの1冊です。
すっかりタイトルの「できるかな」とは
かけ離れた内容にはなってきていますが・・・(^^;
とにかくかいてみる! ご存知、西原理恵子さんの「できるかな」シリーズ第4弾です。
今回もインドでヒジュラのお祭りに参加したり、
モンゴルで恐竜の化石発掘に挑戦したりと
パワフルで盛りだくさんな内容になってます。
今回はそのなかでも「パチクロ」が秀逸。
美術予備校時代からの修行時代(?)を
自伝的に描いたものですが、
「かけなくたって、とにかくかいてみる。」
ってのは、わかっていてもナカナカできないですよねぇ。
それをずっとやってきたスゴ味みたいなモンが
サイバラさんにはあるような気がします。
だからこそ、サイバラさんの周りには同じような
「スゴ味」のある、道を究めた人たちが
たくさん集まってくるんでしょうか?
(道にもまぁ、イロイロあるでしょうが、、、)
人生の訓示も読み取れる名著です。 サイバラ姉さん、このまま突っ走ってください! サイバラ姉さんが、またまた全力疾走しています。
できるかなシリーズ元来の体の張り具合に高須マネーが
ごっちょり注入されているのも見物ですが、
お子様向け雑誌で、こんなに毒々しいシロモノが掲載
されたのは、空前絶後ではなかろうか?という問題作
にも驚かされました。
次はどうなっちゃうんだろうか、と少し心配にもなりますが、
こちらの芸風が本業だと思われますので、「しんみりほのぼの」系
に逃げることの無い、刺激的な次回作にも期待します。
そういや、鴨さんと出会ったのも、このシリーズでしたっけ?
勝っちゃんは、すっかり文化人になっちゃいましたねぇ。
案外、時の流れるのは速いもんですね。 笑ったり泣いたりの一冊 読み終えて、サイバラさんらしい一冊だなぁ、というのが率直なところです。
相変わらず攻撃的な個所はとことん攻撃的な一方、叙情的な個所はますますしんみり
とさせられます(特にスモーキーマウンテンの女の子を描いたワンカットなど)。
「パチクロ」は雑誌掲載時から余りに時間が経っていなかったので、収録されていて
びっくりでしたが、この本の中の清涼剤になっています。
また、地図が得意で空気が読めない男子として、「人生一年生」の第三話には非常に
同意。痛いところついてくれます。
あと、最後の付録は思わず爆笑してしまいました。
西原さんのベターハーフ、鴨志田穣氏の逝去があったため、暫く寡作になると思われ
ます。次回作は少し気長に待つこととしましょう。
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[ コミック ]
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ぼくらの 1 (1)
・鬼頭 莫宏
【小学館】
発売日: 2004-06-30
参考価格: 590 円(税込み)
販売価格: 590 円(税込み)
中古価格: 670円〜
( 通常3〜5週間以内に発送 )
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・鬼頭 莫宏
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カスタマー平均評価: 4.5
現代の「ザ・ムーン」 少年少女たちが、偶然乗ることになった巨大ロボットで世界を救うために戦う、という設定は今ではありがちですが、アクションやスペクタクルではなく、人物描写に重きが置かれています。
ジョージ秋山さんが1巻の帯の惹句を書いておられますが、設定や、「ジ・アース」、「コエムシ」等のネーミングだけでなく、少年少女たちの生き様、死に様を描こうとしている様が、確かに「ザ・ムーン」に通じています。
かつて、「ザ・ムーン」に衝撃を受けた方、今という複雑な時代に生きる少年少女たちの「ザ・ムーン」が、ここにあります。
御一読をお薦めします。
正義って何? 正義って何?守るって何?という事を考えさせられる作品。死を丁寧に描いてます。しかし単純にグロテスクに描くのでなく、キャラの台詞や生い立ちから「死」が伝わってきます。お説教臭さはまったくない所が鬼頭さんの力量を感じさせられます。ぜひたくさんの人に読んでもらいたい作品です。 大人にこそ読ませたい 何かを得るためには何かを失う。
それが自らの命だったら・・・。
それも自分の為にではなく地球という自分の意識や感覚とは程遠い物の為に。
アニメを観て、コミックを読んでココペリが、そして作者が主人公を11歳に設定したのは、生と死にリアリティーを感じていない世代だからではないかと思った。
命が尽きること=死、頭では理解できても遠い現実。
リアリティーがないから死を確信していてもそこには乾いた情景がある。
命の火が消えることに生身の現実感がない。
死ぬと分かっていても結局は操縦席にいる。
戦う=死ぬ順番は自らは選択できないロシアンルーレット。
人生・命はロボットを操縦し敵を倒すまでの死刑執行猶予期間。
ゲーム拒否は出来ないから死は順番に必ずやってくる。
死の対象の仲間もお互いに認識している。
しかも自分達が行っていることフ真の価値は全員が死んだ後でしか分からない。
巨大ロボット=圧倒的破壊力をもつ兵器。とあれば、そこには子供、ましてや人の生死とは関係なく大人、国家の利益が必ず優先してくる。
ゲーム化した現実の戦争、命と人生と平和が等価値であること、必ずやってくる死、現実を冷静に直視できる子供達、利益優先の大人、政府、国家、全ての要素が盛り込まれている恐ろしい作品だ。
冷酷と表現するより冷たく乾いた悲しさ、乾いた涙の感覚のコミック、アニメだ。
企業人、社会人にこそ観て欲しい、読んで欲しいと思った。
この作品は文学や哲学にも匹敵する要素を含んでいる。
宇宙的世界観から見れば人間も蟹が花火で焼かれる様に、何者かに支配され命さえもゲームで弄ばれる駒なのかもしれない。
不思議な説得力。そして名作の予感。 この作品を手にしたきっかけは、アニメ化されるという情報を入手したことです。
あらすじはネットで事前に仕入れておいたのですが、その段階ではもうひとつイメージが湧かなかった。
それもそのはずで、とことん不思議な設定なんですよね。
前置きも必然性も全くなしに、子供達が命を賭けた戦いに巻き込まれていく(※ 第1巻では命のやりとりまでは描かれていない)
理不尽といえば理不尽な話です。
だけど特に違和感を感じずに読み進めることができるという不思議な説得力がある。
絵のタッチとかやや紋切り型ではあるもののさっぱりした話の展開なんかが原因だと思う。
いやもおうもなしにパイロットになることを求められる15人の少年少女たちなのですが、なんとなくその設定を受け入れてしまう感じ。
このあたりは作者のテクニックを感じます。
この作品に通底する感覚を一言で表現するならば「謎」になるのかな。
雰囲気的に風呂敷をドーンと広げる感じではないので、最終的にコンパクトにまとまれば、必ずや名作になると思います。
漫画読みの私が備えている「漫画センサー」が久々に強く反応した作品です。 15人もいればキャラ設定確立は無理 15人の子供たちが
なぜか地球を守るためのマシンに
乗るハメになってしまうという
巨大ロボ物の王道ストーリー。
そこに、ロボットが動けば家が潰れ、人が死んでいく
という『ザンボット3』的な毒も含みつつ
でも絵柄が濃くないので
その悲惨さは比較的薄い。
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[ コミック ]
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トニーたけざきのガンダム漫画 2 (2)
・トニーたけざき ・矢立 肇 ・富野 由悠季
【角川書店】
発売日: 2007-04-26
参考価格: 714 円(税込み)
販売価格: 714 円(税込み)
中古価格: 380円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・トニーたけざき ・矢立 肇 ・富野 由悠季
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カスタマー平均評価: 4.5
ファーストのファンやっててよかったーっと心底思える傑作です 月刊ガンダムエース等にて不定期で連載されている同名作品の単行本、第2弾です。
一読後の感想は正に今巻の帯にある通り「トニーさんて”手を抜く”ということを知らないんじゃないの?」って言う所ですね。本編16話とOMAKE!が4本、巻末に「メイキング・オブ・トニーたけざきのガンダム漫画」が収録されていると言う構成ですが、どれもこれもとにかく内容が濃い!まだまだこれだけネタにできる旨みがあったのかとファーストのポテンシャルに感動しつつ、とてつもなくバカバカしい事を一切の手抜きなく真正面から取り組んだ制作姿勢に、一種の敬意の念さえ湧き上がってくる作品ですね。
今巻は144ページ中実に96ページがカラーと言う豪華な装丁となっていますが、そのカラーページの中では3Dあり2Dあり、マスターグレードありダイカストあり、サクありシャア専用ボールありと「ネタになるなら何でもあり」な世界が広がっている上、微に入り細を穿つような小ネタパロディの数々がマニア心をものすごくくすぐってくれます。その真骨頂が「NGシャア専用ボール[Ver.Ka]」のパッケージイラストでしょうね。ボールのデザインはもとより、パッケージを模して細部まで練り込まれたネタの数々がとにかく笑えます。
今巻収録のエピソードには全てファーストの中に元ネタがあり、それを知っていて初めて本当に笑える作品となっていますので読み手を選ぶ内容ではあるのですが、選ばれた者にとってはこれほど美味しい「ネタの見本市」のような作品は滅多に無いと断言できますね。
後半のモノクロページに収録されている「メイキング・オブ?」もマニア受けな話題が満載ですが、特に「特別対談トニーたけざき×カトキハジメ」は爆笑必至。「テム・レイの回路[Ver.Ka]」って…一体どこまでネタにしたら気が済むのか、この果てしない暴走を見守る機会が与えられるってだけでもファン冥利に尽きますね。 最高! 特に、ガンプラを作った人なら一度はやってみたいと思ったであろう事を実際にやってる所とか!個人でアレをやるのは大変だな?(ていうか作者はやってる訳だが)。
HGジム一小隊ならウチにもあるけど・・。・・・いいなあ、中隊・・。モデラーとしてのテクもかなりのものですね、トニーさんは。
一巻も面白かったけど、個人的にはこっちの巻の方が好き。
他のパロディ漫画みたく嘲りがないトコも好き。ここにはマキャベリズムの匂いはありません。
次は人形アニメ製作を、是非! ジオラマ製作の苦労を知っているだけに、このマンガの
大変さがよく判ります。ホント、脱帽モノです。
単純に、ジオラマを造るだけなら、誰でも出来るでしょうが、
写真撮影 → マンガにする という工程が、常人では出来ない
部分です。カメラワークも良いですし、写真撮影後のCG処理も
良く出来ています。
値段を上げても良いので、紙質をいいモノにして欲しかった。
全ページフルカラー、上質紙で1500円でも買うと思います。
お気に入りは22ページの「まだバルカンがあったか!」の部分。
ビームサーベルを奪ったあとの嬉しそうなザクが、いい感じに
撃たれています。(^^;
その他、細かな描写を是非、見て欲しいです。
シャアが外に出ているときは、ゲルググのハッチが開いていたり、
ガンダムがビームサーベルを使う前、少し浮き上がる所など、
思わずニヤリと、させてくれます。
この次は、プラモで人形アニメを目指して欲しいです。
果てしなく自己満足な作品かな… 1巻が面白かったので期待していたのですが…正直、面白くなかったです。つまらないと言うより、くだらないと感じました。手間が掛かっているのはわかりますが、読み手を選ぶ作品になってしまった。個人的には普通にマンガ主体にしてほしかったなぁ…1巻が面白かっただけに残念です。 書いてない。撮っている 相変わらずのギャグっぷりで、笑わせてくれます。プラモデルのピクチャー・コミックは、この紙質では、カラーでもややさびしいかも。だけど中身は最高です。
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[ コミック ]
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ぼくらの 5 (5)
・鬼頭 莫宏
【小学館】
発売日: 2006-06-30
参考価格: 590 円(税込み)
販売価格: 590 円(税込み)
中古価格: 670円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・鬼頭 莫宏
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カスタマー平均評価: 4.5
戦う相手の正体が判明 今度は、養子の子。
本当の親子ではない子供が操縦者に。
次々と登場する不幸のパターン。
幸せな子は1人もいないのか?
中学1年の少女は養子に貰われた先の
不妊だった両親にようやく出来た子供のため
命をかける。
1巻?5巻まで
何のカタルシスも無い。
残るのは、イヤぁ?なダークな気分。
だが続きが気になってしまう。
ようやく、戦っている敵の正体が判明。
更にダーク度数は倍増。
通常の神経を持つ人は読めないかも・・・・・。 はっきり言って 鬼ですね。鬼頭という名が示す通りこの理不尽な展開とストーリー、でもってこのおもしろさはまさしく鬼の領域です。鬼頭先生は初期の頃から異彩を放ってましたが、まだ終わってもいないのに早急な評価だと思うけど、間違い無くこの「ぼくらの」は最高傑作になると自分的に半ば確信してる。先ず、今までの鬼頭先生の作品と較べて思うのがエンターテイメント色がかなり強めに押し出されてるという事ですね。ロボットのアツイ戦闘、次から次へと謎が張り巡らされては明らかになっていくスピード感溢れる展開且つ、鬼頭先生独自のダークな世界観や繊細で時に力強く、それでいて深い描写力が一切殺す事なく、むしろパワーアップして活かされています。恐ろしい程の完成度。正直、この人の才能は底がないのかと鳥肌がたちます。一冊一冊、一ページ一ページ、一コマ一コマにメッセージを込めて書き上げてる。表の方で天才だの何だのやたらヨイショされて調子こいてるメジャーな漫画家とはおよそ比較にならない。別格。是非多くの読み物好きな人に手に取ってもらいたい作品です。 この巻は泣けます 前巻ぐらいまでで胸クソ悪い設定(ほめてます)に慣れてきたので、このへんからはその上で起こるドラマ性の秀逸さが際だってきます。弟が生まれるのが早いか、自分の戦う順番がくるのが早いかという状況での「弟に、会えるかも――だめだ、期待するな・・・・ほら、来た。」のところでは、それでも気丈な決意を秘めた表情のマキに号泣しました。ただ悲しいとか、ただ不幸とかそんな簡単な言葉では説明しきれない気持ち。これは間違いなく『なるたる』とは似て非なるもの。サブカルとエンタメの微妙なラインで遊べる作者の非凡な才能を感じます。 最大の謎が明らかに・・・ 4巻よりかは面白いとは感じましたけど、
各個人の話の展開的には、3巻の方がやっぱり面白いかなぁと思いました。
それでも5巻が面白いと思えたのは、
個人の話よりも、シリーズ共通であった最大の謎が明らかになった事です。
正直、明らかになるだけではあの内容は賛否両論はあるかもしれませんが、
明らかになったあとの展開で、その最大の謎を利用して、
また次の巻を楽しませようとする鬼頭先生の巧みな技は、実に面白いと思いました。
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[ コミック ]
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神の雫 11 (11)
・オキモト シュウ ・亜樹 直
【講談社】
発売日: 2007-05-23
参考価格: 550 円(税込み)
販売価格: 550 円(税込み)
中古価格: 490円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・オキモト シュウ ・亜樹 直
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カスタマー平均評価: 4.5
叙情的な巻 このマンネリだらだら展開、どうしてくれよう、
と思うことの多かった近刊ですが、
今回はいい意味で予想を裏切ってくれました。
単なるワイン紹介漫画ではなく、ワインによって幸せになる、
人生が変わる人の行き様を、叙情的に描ききった本巻は、
先行者のコメントにもある通り、この作品全体を通して、
最も素晴らしい巻ではないかと思います。
久しぶりの快作! このところやや冗長な展開が続いていましたが、この巻はワインと人間の関係のすばらしさについてストレートに伝えています。
久しぶりの快作といってよい巻です。 本当の家族のぬくもり 第3の使徒をめぐり、意識しあう二人に試練が。
そしてその中に感じる、意思と想い。
形が違っても血のつながりは本当の家族の想いを
伝えている。団欒とぬくもりを思い出す。
深遠なる想いを感じとった二人のさらなる「旅」が
始まった
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[ 単行本 ]
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カシオペアの丘で(上)
・重松 清
【講談社】
発売日: 2007-05-31
参考価格: 1,575 円(税込み)
販売価格: 1,575 円(税込み)
中古価格: 986円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・重松 清
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カスタマー平均評価: 5
自分を許せるか 余命わずかとなった父親が、子供と、妻と、かつての恋人と、兄と、祖父と、どう対峙していくか、読む者の涙を誘いながら、描いている。相手を許せるか、自分を許せるか、その過程の葛藤は、共感を呼ぶ。これは、スパイダーマンシリーズのテーマと共通するものがある。 重松清の最高傑作。 あなたは、「流星ワゴン」で泣き、「その日の前で」でまたまた泣き崩れ、そして、「小学五年生」でやられたと思いませんでしたか?でも、本題は、これからです。今年度文句のつけようのないNo.1小説。40半ばになった「泣かせの名手」が本気で魂をかけて、書いた本物の小説です。
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[ 雑誌 ]
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COMIC (コミック) 快楽天 2007年 07月号 [雑誌]
【ワニマガジン社】
発売日: 2007-05-29
参考価格: 370 円(税込み)
販売価格: 円(税込み)
中古価格: 240円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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涼宮ハルヒの動揺
・谷川 流
【角川書店】
発売日: 2005-03-31
参考価格: 540 円(税込み)
販売価格: 540 円(税込み)
中古価格: 199円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・谷川 流 ・いとう のいぢ
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カスタマー平均評価: 4
ティンティンティンティンティンマシーン ティンティンティンティンティンマシーンはバンドだった。なので動揺してもそれぞれソロ活動に移行し、未だにティンティンティンティンティンマシーンのメンバーは元気だ。だが涼宮ハルヒというのは個人だ。個人の動揺は個人自身にとってはどうよ?だ。わかるか?動揺はいけない。いいな?涼宮。わかるな?ティンティンティンティンティンマシーンを見習おう。いいな?
今回は評価がばらつくかな 「ライブアライブ」は以前に比べて丸くなったハルヒの内面を描くのが目的だったと思うが、逆にハルヒらしさがなくてなんとなくいまいちな印象だった。でもバニー姿のボーカルに魔法使い姿のギターはシュールでよかった。
「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」は先にアニメで見てしまったので面白さがちょっと減ってしまったが、グダグダな展開とそれをろくにフォローしようとしないキョンのナレーションがシュールで面白く、最初から最後まで笑えた。
「ヒトメボレLOVER」は最初の方でハルヒにラブレター(?)を読まれる展開が最高。その罰ゲームも笑えた。オチはいまいちだったが、人間に近づいていってる長門に喜ぶべきか悲しむべきなのか複雑。
「猫はどこに行った?」は推理劇第2段なのだが、これが前回の夏合宿以上につまらなく、福笑いシーンと双六のシーンくらいしか笑えなかった。というか鶴屋さんは設定持ちすぎだろう。
「朝比奈みくるの憂鬱」は珍しくみくるとキョンの2人だけで展開される話なのだが、なんというか曖昧な展開ばかりな気がして、ん?とうなってしまいたくなる。ただ次回以降の重要な伏線ではあるのだが。 ゆるい感じですv 五話からなる短篇集です。今回はハルヒが脇役扱いの話がほとんどで、そのせいか勢いがあまりありません。ゆるい空気ですw三話目の、長門さんが一目惚れされる話が好きです('∀`)ちょっぴり感情がわかるようになり、キョンにだけアイコンタクトしてくる長門さん。最初はみくる派でしたが、最近は長門派になりつつあったりw その気持ちに彼女達は動揺する
角川スニーカー文庫刊・谷川流著・いとうのいぢイラストの
「涼宮ハルヒ」シリーズ第6巻にあたる『涼宮ハルヒの動揺』です。
短編4本と書き下ろし1本の構成で、今までの物語の隙間を保管する
なかなか巧みなシナリオと構成力が際立っています。
短編1.「ライブアライブ」
第2作「溜息」で製作されたSOS団製作映画が公開された楽しい11月の文化祭が舞台。
講堂で巻き起こす助っ人ライブは拍手と感謝の念に包まれ、彼女を動揺させるばかり。
演奏曲の元の音源収録MDが大人気を博した理由を詳細に分析している描写も巧妙。
多くは語らないものの、彼女の感じた違和感の真実と
それを支えた彼との信頼感も窺えるはんなり心温まるエピソードです。
短編2.「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」
で、その問題のSOS団自主制作映画の内容をキョンのモノローグ中心で綴ったお話がこれ。
いい加減さ全開、やる気なさげの解説満載、脱力構成、つぎはぎ脚本でお届けする閑話休題。
来年製作予定は未定の『ディレクターズカット版』も楽しみですね!
書き下ろし「ヒトメボレLOVER」
衝撃の第4作「消失」?第5作「暴走」の書き下ろし・雪山症候群を繋ぐ12月の物語。
彼女にひと目惚れした彼の未来妄想の面白さは異常。
そのホントウの真実を知ったその寂しさがどこか切ない冬のエピソードです。
代理告白文章を勘違いし、彼の試合観戦でほんの少し見せる彼女の嫉妬にもニヤリ。
露骨に見せず、自然体で流す気持ちの揺らぎの描写が上手いですね。
短編3.「猫はどこにいった?」
第5作「暴走」の雪山症候群直後の古泉主催・大晦日密室殺人ゲームのお話。
鶴屋さん、キョンの妹、猫のシャミ、孤島症候群でお世話になった方々も
交えて室内遊びに興じる楽しさ満載。深読み不要の閑話休題2本目です。
短編4.「朝比奈みくるの憂鬱」
年明け日曜日にみくるに誘われ2人でお買い物。
キョンの静かなる誇大妄想テキストは既に危険空域突破済。
偶然にして必然の交通事故未遂から、彼女と彼が心を交わす姿に安心感と絆の大きさを感じさせられます。
時間超越、世界改変の新たな序章を匂わせながら、物語は次巻へと続きます。 小粒かも... 今回も短編集でした。文化祭のハルヒのライブの話「ライブアライブ」、文化祭の映画の話「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」、長門ちゃんにヒトメボレの話「ヒトメボレLOVER」、冬合宿の推理の話「猫はどこに行った?」、みくるちゃんの憂鬱の話「朝比奈みくるの憂鬱」。今回もなんだか小粒だなぁという感じ。朝比奈さんはキャラ的にしょうがないのかもしれないけれど、もう少ししゃんとして欲しいと「朝比奈みくるの憂鬱」を読んで思いました。一番、流されキャラですよね。そういや、古泉君の出番が少ないなぁ
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