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[ 文庫 ]
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孤独のグルメ
・久住 昌之 ・谷口 ジロー
【扶桑社】
発売日: 2000-02
参考価格: 630 円(税込み)
販売価格: 630 円(税込み)
中古価格: 538円〜
( 通常3〜4日以内に発送 )
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・久住 昌之 ・谷口 ジロー
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カスタマー平均評価: 5
何度も読み返してしまう 食事の時間は自由で豊かな時間と主人公は言います。
ピンときた方は絶対に読んでください。
美味**ぼみたいな「おめえらヒステリーかパラノイアか!」
と叫びたくなるようなグルメ描写は一切ありません。
どうか安心して読んでください。
どうしてこんな良書が世間で認められていないのか・・・
非常に不可解です。手元に置いておいて何回も読む、
そういう本なのです。 おひとりさまはいい なんか独りとつく言葉は負の意味がほんのりあり。
一人で食事していると、゜「友達とたべたほうがおいしいのに」なんて
言うひとが多い昨今。
食事こそゆっくりひとりで味わいながら時間も気にせずーーー
まー30いじょうのレビュアーの方々がかいているので多くはいわない。
一人になっているのだ。食のためにひとりで楽しんでいるのだ。
どーだ、いいだろーである。
ぜひ一読を。 美学を感じます うんちくを語るグルメ漫画は数多かれど、
食べることの楽しさ、一人の食事が自由な時間であることを淡々と描いた作品は皆無でしょう。
普通にサラリーマンが昼食をとるというだけでは面白くなりようはずがないと思ったのだけど、
連綿と続く日常こそが一番のドラマなのかもしれないと思わせてくれる一本です。
出てくる店も実際にあるところを地味に描いていて、なおかつ、それについて多くを語ることをしない。
あくまで裏側でどうしたという話は知ったことではなく、お客さんとして食事を楽しむ主人公の心情が出てる気がします。
出てくる食事に華やかさはないけども、
全国どこにでもあるチェーン店やファーストフード店などとは違った良さがしっかり出てる気がします。
食事というのはそれが与えてくれる時間を含めた体験なのだと思い出させてくれました。
基本的に主人公一人だけで話が進むのでモノローグばかりなのが癖になるリズムを生んでいます。 ただ食べる。 グルメ・料理漫画は数あれども、これ程異色の作品はないだろう。定食屋の生姜焼き、回転寿司、球場スタンドで食う魚肉ソーセージカレー・・・どれも偶然に口にしたものであり、逆に目当てのハヤシライスにはありつけなかったりする。蘊蓄や美食珍味の垂れ流しではなく、かといって、日常の生き延びる食というような重い作品でもないし、漫画家はハードボイルド系だけあってサブカルチャー臭も無い。食べる事の中に主人公の生き方がほのかに漂うのが良い。巻末の原作者あとがきも傑作。野武士になるのは難しいのだ。 純粋に食を楽しむ どうと言う事のない、普段喰ってる物の話で、特にあそこの何が美味いとか、あそこのシェフはこういう工夫をしてるぞ、とかいうウンチクグルメの話ではない。
ふらりと立ち寄った店、買った駅弁、デパートの屋上のうどん。
たった一人でする外食。
わびしいか?寂しいか?
主人公の台詞が帯になっている
「モノを食べる時にはね 誰にも邪魔されず 自由で
なんていうか救われてなきゃあ ダメなんだ
独りで 静かで 豊かで・・」
たくさんの人間で囲む食卓の楽しさは格別だが、独りで静かに食う飯には「癒し」があるのだ、とまあ大げさに言えばこういうことらしい。
独り月下を散歩するような、静かなドラマに溢れているこの作品は、何ともいえない風情で、グルメ漫画というカテゴリからはみ出している。
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[ 新書 ]
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ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
・梅田 望夫
【筑摩書房】
発売日: 2006-02-07
参考価格: 777 円(税込み)
販売価格: 777 円(税込み)
中古価格: 239円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・梅田 望夫
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カスタマー平均評価: 4.5
確かにおもしろい、しかし・・・ 確かに評判通り、おもしろさという点では申し分ない本ですね。
著者が魅力たっぷりに語るウェブの未来に期待と野心を燃え上がらせた人も多いと思います。しかし、そこにこの本の持つ危険があると思うのです。
工学系やビジネス関係の人はたいていそうですが、この著者からもアメリカ流の近代的な進歩主義、合理主義を無批判に称揚する姿勢が見られます。
自由、民主主義、マルチカルチャリズム、などはアメリカ人が「正義」の名のもとによく使うロジックですが、そこにはほとんど帝国主義的といっていい暴力的な側面があることを忘れてはいけません。
そして技術やビジネスというものは意図せずしてそうしたイデオロギーを引き受けてしまうものなのです。
思うに、この本にはそういうものに対する危機感が欠けているか、意図的に隠蔽されています。
悪い部分を言わないのはプレゼンの基本ですが、それを著作活動にまで持ち込むのは誠意に欠けると言わざるをえません。
たぶん、この本に書かれていることのうちのほとんどは実現されるでしょう。しかし、それは必ずしも全面的に歓迎すべきことではないということは知っておくべきでしょう。 10年後の進化が楽しみ 優れた企業は現状に満足せず常に先を見据えている。常識にとらわれない発想を容認し、あらゆることを実現すべく、可能性をとことん追及する。
シリコンバレーで10年過ごした著者は、その企業の一つとしてグーグルを取り上げ称賛している。その内容は、是非読んで頂きたい。
「危惧と思考停止からは何も生まれない」ということである。 ネットの「あちら側」が、進化していく方向が見えたような気がする マイクロソフトのビスタが売れていない。企業向けはともかく、家庭向けは全くと言っていいほど盛り上がらない。そのためここへ来て、キャッシュバックキャンペーンなどを始めたようだ。一時の元気の良さは感じられない。
本書では、マイクロソフトやヤフーは、ネットの「こちら側」の企業、グーグルやアマゾン、ウィキペディアなどが「あちら側」の代表として、解説している。
特にグーグルには、ウェブの革新的な要素が多く、多くのページを割いている。確かに、今や検索エンジンといえばグーグルの精度の高さは圧倒的であるが、そのビジネスモデルは誰にもまねができないし、Gmailの容量は他のウェブメールを圧倒している。このシステムが、オープンソースのLinuxで30万台以上のサーバーから構築されているという。
また、まだベータ版ながらGoogle Docs & Spresdsheetsは、無料とは思えないほどの機能で、ネット上にデータをおけることから、これからの主流となりそうな予感を感じさせる。
オープンソース現象と、ブログやウィキペディアなどのマスコラボレーションの流れから、不特定多数の「個」の集積によって作り上げられる集合知に、これからの可能性が感じられる。
ネットの「あちら側」が、進化していく方向が見えたような気がする。
日本との違い 私は26年前からPCにかかわる仕事をしてきたのですが、その頃の日本は「双方向通信」「ニューメディア」「クローズドバン」などのネット網でした。
20世紀の終わりとともに、ワールドワイドウェーブ(w w w)の世界も崩壊して、大きく変わり、アメリカと日本の大きな違いは、これから始まった・・・
そう思う一冊です。
実話?だけに、とても面白く、一気に読めます。
これからの時代をになうPCの世界の、「仮想空間」と「現実」を 知っておくのにお勧めの一冊です。 マイクロソフト → グーグル → ? ITに、うとい私でも、最後まで興味深く読むことができました。
第5章 オープンソース現象とマス・コラボレーション
を読んでいて、鈴木光司の『ループ』を思い出しました。
日本という国は
「いったん属した組織を一度も止めたことのない人たち」
ばかりの発送で支配されている国である
書店でよく見る自己啓発本の0倍、啓発されました。
カンフル剤として、ネットの話だけにとどまらない本です。
インターネットとは、もはや外部を侵食する内側の網なんだと思いました。
ビル・ゲイツ 1955?
グーグルの人 1973?
次の人 1991??
おおー!
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[ 新書 ]
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牛泥棒
・木原 音瀬
【蒼竜社】
発売日: 2007-06-29
参考価格: 900 円(税込み)
販売価格: 900 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・木原 音瀬 ・依田 沙江美
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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戦わない経営
・浜口 隆則
【かんき出版】
発売日: 2007-05-08
参考価格: 1,260 円(税込み)
販売価格: 1,260 円(税込み)
中古価格: 1,200円〜
( 通常3〜4日以内に発送 )
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・浜口 隆則
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カスタマー平均評価: 4.5
happyな人生をおくれるようになりますよ。 この戦わない経営という本は経営の視点を競争ではなく、愛から発信しています。人はたぶんだれしも競争するより仲良く生きていきたいと思うし、その方法がかかれています。ぜひおすすめです。 戦わない経営 分かりやすく、これから経営を学ぶ上でこの本に出逢えてよかったです。
「競争」ではなく「共創」。気持ちがふっと軽くなりました。
「幸せは分け放題」。さっそく家族、仕事仲間に紹介したいと思います。 幸せになる為の大事なこと。 字が大きくてとても読みやすく言いたいことがダイレクトに伝わる内容ですね。
特に自分に響いたのは、「雪が降っても自分の責任」「失敗は協力者」て下りの部分かな。
浜口さんのおっしゃる通り、すべての責任を受け止めなければ人として成長は無いと思います。 すごくわかりやすい! 本を読むとすごく読みやすい、しかし、言葉の一つ一つに重みがあり心がこもっている。繰り返し、繰り返し読むと、単なるノウハウでなく、人間としての「あり方」が書かれていて単なる経営の本を超えている。今までの薄っぺらな理論や形でない!!! 素晴らしい! 経営者のみでなく、社員、学生、誰でも読んでもらいたい。シンプルなのに、言葉少ないのに、ズバリハートに飛び込んでくる。愛に満たされます。この考え方の時代が迫っています。まだ、早いかもしれませんが、この時代がきます。このあとに、天外司郎の「マネジメント革命」を読むとより実感できます。批判されている方々は日々まだ戦う経営をしていることと思います。
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[ 雑誌 ]
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NHK テレビ新感覚☆わかる使える英文法 2007年 07月号 [雑誌]
【日本放送出版協会】
発売日: 2007-06-18
参考価格: 350 円(税込み)
販売価格: 350 円(税込み)
中古価格: 300円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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プロフェッショナル進化論 「個人シンクタンク」の時代が始まる
・田坂 広志
【PHP研究所】
発売日: 2007-04-19
参考価格: 840 円(税込み)
販売価格: 840 円(税込み)
中古価格: 839円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・田坂 広志
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カスタマー平均評価: 4.5
田坂広志氏らしい1冊 本書で著者は、自分なりの「パーソナルメディア」を持ち、そこで情報を
発信する事を推奨している。
それにより副題にあるような「個人シンクタンク」を構築し、
最終的には「プロフェッショナル」を目指すということかと。
「情報発信の正しいあり方」を教えられた気分。
ところで、田坂氏の講演を1度聞いた事があるのだが、
本書の中身のように「キーワード」が満載で、それらの関連性が認識できたり、
キーワードが正しく理解できれば記憶に残りやすいものであると感じた。
逆にやたらキーワードだらけの内容について、違和感を感じる人もいるかもしれない。
まずは手に取ることをオススメする。 プロフェッショナルとは何か? 本書はIT革命からWeb2.0への以降を情報革命から知識革命への
移行と位置づけています。
そして知識革命とは言いながらも、逆説的にこれらの人々を
必要にはされるけれども、ほんとに活躍できる人々は
プロフェッショナルである。
そのプロフェッショナルとは単なる知識だけではなく、
「暗黙知」(人には真似できない長年熟練された知恵)を
持った人と定義づけています。
またネット上での情報発信にはある種の物語性を必要とされることを
繰り返し著者は強調しています。
本書は情報発信のノウハウは何かということよりもむしろ
現在の現在人気ブログを書いている人々にも「鋭利な批評」と
されるが実は「フラストレーションのはけ口」にしかならないもの
が多く見受けられるなどこの本を読む読者を含めて警鐘を
鳴らしています。
単に本書を読んでみて心地良かったとはならないように
かなり著者は警告を発しています。 座右の書 逆説的ですが、久しぶりに「人に紹介したくない本」です。自分ひとりでこっそりエキスを実践したくなるそれほど素晴らしい本です。
インターネットの普及で、ビジネスシーンで活躍する人は「個人シンクタンク」へ進化が必要になり、また、進化が可能になった。と田坂さんは説きます。
では、「個人シンクタンク」が身に着けるべき力とは何か。それは、インテリジェンス力・コミュニティリ力・フォーサイト力・ビジョン力・コンセプト力・メッセージ力・ムーブメント力の七つのシンクタンク力。加えてこの七つの力を獲得するための戦略を六つ提示してくれています。詳細は本書に譲りますが、最終章に、六つの戦略を貫く「最高の戦略」として「信頼」の大切さを説いてくれています。新しくて古い「目から鱗」の名著、老若男女を問わず、輝いて、活躍したい人に是非手にとって欲しい一冊です。
僕は、もう、この一週間で3回も読み返しました。 いやーーー、本当に「座右の書」になりそうです。
Web2.0時代を生きるプロフェッショナルへの戦略指南本 この本を簡潔に表現するなら、そうなる。
もう少し詳しく書けば、今まで個人ベースでは身につけることが不可能だった「7つのシンクタンク力」と呼ぶ能力を、Web2.0革命により身につけることが可能となり、すべてのプロフェッショナルに求められる時代になっていく。そして、その能力を高めるために「6つの戦略」を具体的事例を交えて提示している。
かなり具体的なので「技術」の習得に目が行きがちになる。もちろんそれも大切だ。しかし、もっと大切なのはその戦略に取り組む「心得」である。
全編を通じて、田坂さんの過去の著作で登場したプロフェッショナルとしての考え方、心得、未来予見の方向性が随所に散りばめられていて、それがWeb2.0時代での進化・発展を遂げているように思える。そして、具体的戦略の部分は田坂さんの個人サイトやメルマガ、ネットラジオなどを通じて、田坂さんが日々実践している。私もよく拝読・拝聴しているから、「共感」できる。
田坂さんの著作を読んだことがない方はこの本から始められてもいいと思う。ただし、言葉に振り回されるないように、本質的に何を言いたいのか?という視点で読み進んでいくほうがよい。
そして実践しつつ、何度か繰り返し読んでいくとよい。
それだけの価値ある新書だ。 ブログやSNSなどを運営する人にぜひお勧めします 著者の田坂広志はシンクタンクのプロ。かつてはシンクタンクといえば組織や集団が担う仕事であったが、その役割はこれからどんどん個人化しつつあるという。知のネットワークを活用しながら、ひとりのプロフェッショナルが、さまざまな分野のシンクタンク機能を発揮するようになる近未来―― それは「個人シンクタンク」時代の到来である。このようにプロフェッショナルの仕事が、どんどん個人化していることを示し、来るべき時代の仕事とは何かを、読者が考える内容になっている。
これからプロフェッショナルをめざす人が身につけるべきもの、プロを目指すために必要な具体的ノウハウなどが語られる本書は、個人シンクタンク時代の到来を告げる第一部(四話)と、個人シンクタンクへの進化を遂げるための第二部(六話)の「合計:10のパート」に分かれている。
なかでも圧巻なのは第二部。なかでも第二話「パーソナル・メディア」の戦略、第三話「プロフェッショナル・フィールド」の戦略 というふたつのパートを興味深く読んだ。ネット時代の到来により、個人がパーソナルレベルでのメディアを持てる時代に、個人はどのような心構えでメディアを作るべきかをくわしく論じている。
全編で、”個人の力量”の充実を説いている本書は、ブログやSNSなどで日常的にメッセージを発信し続ける人々にも参考になる考え方が満載である。簡潔な結論がさいしょに提示され、その結論をもとにしながら各パートを論じていく、無駄を感じさせない筆運びは、読者を惹きつけるものがある。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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No.1メンタルトレーナーが教える できる人の3秒ルール
・西田 文郎
【インデックス・コミュニケーションズ】
発売日: 2007-06-21
参考価格: 1,575 円(税込み)
販売価格: 1,575 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・西田 文郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ コミック ]
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アッチェレランド
・世徒 ゆうき
【ティーアイネット】
発売日: 2004-07-02
参考価格: 1,000 円(税込み)
販売価格: 1,000 円(税込み)
中古価格: 625円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・世徒 ゆうき
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カスタマー平均評価: 4.5
最高っす! 登場する女の子が可愛いだけじゃないですね。
それだけでも十分OKなんですが、ストーリー性があって
しかもそそる話しもあって最高でした。
特に、トライアングルカフェと少年グリエはいいですね?
作者には、もっと犯されモノを書いて欲しいです。
きっと最高だろうなあ。期待してしまう。
今後も頑張って欲しいです。 見易いです 他の方のレビューを見て購入しました。ストーリー展開がスマートで、エログロさはほとんど感じられません。「少年漫画も読む女性」も読めそうな内容です。
極度にアブノーマルでなく「ちょっと精神的にサド」とか、「プチSMテイスト」がお好みならオススメです。画力もすばらしく、気に入りました。適度にエロでした。 スタイリッシュで猟奇で不条理でクールで破天荒でオバカな傑作ドラマ。史上最強(狂)の暴走系エロ漫画。 ★4の中。
著者の2冊目。
1冊目『ストリンジェンド』収録の『丸メガネの逆襲』の件の二人もさりげなく登場するエロウェイトレスと男二人のエロドラマ『after the Cafe』『トライアングル カフェ』『スクウェア カフェ(前後編)』は、破天荒な青春ドラマにすっとぼけた風刺を交えたアイデア抜群の逸品。正直、この作品だけでも平均レベルの成コミを購入するより価値はあると思う。
著者にしてはテイスト薄い自己倒錯系ドラマ『ミラーショット』。
猟奇エロドラマ『最後のパーツ』は、もう少し物語に厚みが欲しかった。
思わぬ落とし穴系のスタイリッシュな猟奇エロドラマ『少年グリエ』。
すっとぼけてて冷徹なエロドラマ『シュガートレイン』。
1冊目収録の『トミジュウ』の続編痛快エロコメ『トミジュウ バブル崩壊』。
1作目より作画能力そのものは進歩しているけど表情が硬くなりすぎたきらいもある。1冊目の柔らかさと、とぼけた4頭身キャラの可愛さが好みだった方なら評価が下がるかもしれない。
スタイリッシュで不条理で破天荒なテイストはそのままだけど、オバカな部分よりクールに突き放した方向へ、より傾倒してきている作品も多い。
一般的には、カバー内漫画を含む総76ページの傑作青春エロドラマ『カフェシリーズ』が超お勧め。ファンなら無論『トミジュウ バブル崩壊』に嬉し泣きだろう。
個人的になら『少年グリエ』のぶっ飛び具合が最高だった。
無論、エロ表現力としては抜群のものがあるので、作風が苦手でも作画を眺めて充分楽しめるレベルだと思う。
ぶっ飛んだ漫画が好きな方には特にお薦めだ。
個人的になら100点満点。
3冊目が待ち遠しい。 よく売れてる本らしいので試しに購入してみました 良いです。個人の好みがあるでしょうが、ちょっとだけサディスティックなものが好きな人には良いのでは。同時に購入したはなさんの休日はあっさりすぎて好みでなかった。
他のレビューに頭が大きすぎるとの記載がありますが、確かにバランスからすると大きい部類ですが、私は気になりませんでした。Hシーンでは全然気になりませんし(普通のバランスになってる)。
同時に購入した本の中でダントツでしたので星5つつけさせていただきました。 ここまでいくと・・・ とにかく、コミックとして絵が巧いことは、誰しも認めるところでしょう。しかし、このレベルまで到達すると、気になるのは「性器描写」の「修正」というのは、私だけでしょうか。とにかく作品としてのクォリティを不当に貶めていると思います。無修正で是非出版しなおしてほしい。エロ漫画とて、人間というものの、止むに止まれぬ立派(かどうかは意見が分かれるでしょうが)な表現行為の一つであることは間違いないのですから、修正によって内容を傷つけ虐げることに、どんな意味があるのか、頭をひねるばかりです。読みたくない人は読まなければいい、それだけの話ではないですか。
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[ コミック ]
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黒神 6巻 (6)
・イム ダリョン ・パク ソンウ
【スクウェア・エニックス】
発売日: 2007-06-25
参考価格: 530 円(税込み)
販売価格: 530 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・イム ダリョン ・パク ソンウ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎
・井沢 元彦
【小学館】
発売日: 2007-06-06
参考価格: 690 円(税込み)
販売価格: 690 円(税込み)
中古価格: 635円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・井沢 元彦
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カスタマー平均評価: 5
ヒデヨシの謎に迫る良書 当たり前だと思っていたことですが、よくよく考えてみると秀吉時代は謎が多い時代です。
なぜ秀吉は織田家の家臣だったのに織田家の人間を差し置いて天下人になれたのか?
なぜ豊臣性に名前を変えたのか?
秀吉は大坂で政治を行ったが、なぜ大坂時代が無いのか?
なぜ秀吉は刀狩に成功したのか?
なぜ秀吉は海外派兵を行ったのか?
なぜ朝鮮「征伐」なのか?
これらの疑問に次々と快刀乱麻を断ちます。
次々に解説がなされていて、どれもすごく論理的です。
まるで推理小説を読んでいるかの様な爽快感があります。 天下人の光と影 本書が扱うのは信長の死から「朝鮮征伐」の終結に至るまでの時代の主人公である秀吉の出自から天下人に上り詰めるまでの悪人、いや天才ぶり、そして天下人としての内政・外交である。いつもながら、本書で初めて知る事実、視点の斬新さ、史実の真否の判断・推論の鮮やかさ(特に信長・秀吉・家康をセットにした流れの中で考える手法)には感嘆する。500頁を越す内容だが一気に読める。
まず、秀吉の右手の指は6本だった、という導入部から引き込まれる。改姓の繰り返しに込められた意図の推理は読んでのお楽しみ。一番面白かったのは、いくら主君の仇討ちをしたとは言え、主君の家の臣下に過ぎない秀吉が、第二の光秀にならないように権力を奪取していくプロセスの解析で、秀吉は凄いアイデアを続々繰り出す。秀吉が一番冴えていたのはこの時期ではなかろうか。
最後1/3はセンシティブな「朝鮮征伐」にあてられているが、日韓双方の歴史認識の問題点に触れつつ、歴史の真相に肉薄し、当時の日韓双方の問題点、特に日本については昭和の戦争にも共通する欠点を指摘する。ここでも公平な視点で埋もれた史実を発掘し、教訓を汲み取ろうとする著者の姿勢にぶれはない。是非一読を薦める。
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