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[ コミック ]
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ハヤテのごとく! 2 (2)
・畑 健二郎
【小学館】
発売日: 2005-06-16
参考価格: 410 円(税込み)
販売価格: 410 円(税込み)
中古価格: 180円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・畑 健二郎
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カスタマー平均評価: 4.5
感想 期待の2巻
さっそく色々なキャラが出てきてにぎやかな感じです。
個人的には表紙の絵が大好きなんですが・・・・・
まあ、1巻読んで気になったら“買い”な一冊なんじゃないかなあ。 少し期待外れ 一巻に比べると失速気味だなという気がします。新キャラ
の顔見せという側面が強いからだと思います。勘違いもパロ
ディも少ないですし。まあ3巻以降を読むなら素通りできな
いですね。
個人的にはマリアの言動が気になります。この人がどう転
ぶかでこの漫画が面白くなるかどうかが決まります。 2巻になって… 1巻は非常に面白かったが、それに比べると2巻は空回りぎみだったと思う。
ちょっと右肩下がりになっていたが、3巻以降はちゃんととりもどしてるのでご安心を? 史上最高のラブ&ギャグコメディー 主人公ハヤテが、お嬢様ナギに拾われて執事として、ロボと戦ったり、迷子の女の子を助けたりしていくというストーリーです。詳しくは読めば分かりますが。この回では、新キャラが、続々とではじめ、いい意味で、楽しくなります。ギャグもお約束が多いですが、決して駄作では、ありません。パロディも色々で、楽しいです。ただ、一般の人特に、小学生位の子には、分かりずらい物が多いですが、まぁ、わからなくても、楽しめると思います。最新巻よりかは、このあたりの巻のほうがパロは分かりやすいです。絵は下手ではないですが、上手いともいえません。ですが、いい意味で、この絵のほうが、いいですね。あまりに上手いと、作品の感じが、壊れると思うんで。 愛の行方は??? 不幸な境遇の不死身の主人公が、富豪なお嬢様と出会い・・・そして勘違い。
いつの間にか、お嬢様の執事になってバカをしていくと言う作品です。
ストーリー展開が早くて読んでいても飽きがこない作品の一つです。
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[ 単行本 ]
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ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE Presents ウクレレ・マガジン Vol.1(CD付き)
【リットーミュージック】
発売日: 2007-06-15
参考価格: 1,575 円(税込み)
販売価格: 1,575 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 5
待ってました! 楽器の選び方やつき合い方、また演奏のコツなど、
実用的なネタが満載。こんなウクレレ本待ってました!
ジョージ・ハリスンのトリビュート・ライブで
誰か〔思い出せなひ〕が「I'll SEE YOU IN MY DREAMS」をウクレレで
弾きがたってたんだけど、
ちょうどその曲も載ってました。うーん、大人の仕業だ。
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[ 単行本 ]
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宇宙にお願い―夢を実現させる方法
・ジョナサン・ケイナー
【説話社】
発売日: 2007-06
参考価格: 1,260 円(税込み)
販売価格: 1,260 円(税込み)
中古価格: 1,260円〜
( 通常2〜3日以内に発送 )
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・ジョナサン・ケイナー
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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しゃべれどもしゃべれども
・佐藤 多佳子
【新潮社】
発売日: 2000-05
参考価格: 620 円(税込み)
販売価格: 620 円(税込み)
中古価格: 297円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・佐藤 多佳子
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カスタマー平均評価: 4.5
温かくさわやかな一冊。 「一瞬の風になれ」のまっすぐさに抵抗を感じる人はこちらの方が良いでしょう。
私は断然こちらの方が好きです。登場人物が人間らしい気がします。
終わり方がちょっぴり安易な気もしますが、それでも少年にまつわる話などは泣かせてくれます。
「一瞬の風になれ」に素直に感動できた人にはちょっと物足りないらしいですが、泣いて笑えるステキな一冊です。
自分を良いと言ってあげたい 生き方が不器用で、人とのつながりを求めているのに
うまく伝えることが出来ない人々が
一歩踏み出して、自分に対して「良いんだよ」と
言ってあげるまでを描いている作品。
「いわゆるハッピーエンド」的に
皆の問題が全部すっきりして万々歳ではなく、
むしろ解決すらしてない。
大切なのは一歩を踏み出すことで
それにより彼らが一段成長していくところに感動してしまう。
とはいえ、ベタな展開にいくのではなく、
物語の鍵になる落語と同様、テンポ良い語り口で進むので
さらっと読めつつも、読後に非常に気持ちよい気分にさせてくれる作品です。 成長+恋愛ドラマ 落語家三つ葉は、二つ目です。最近、物まねで個性が無いことを指摘され、ちょっと落ち込んでいます。そんな時、ひょんなことから4人の男女に落語を教えることとなります。
4人は、吃音に悩み仕事を失いそうな若者、自己表現が拙く失恋した女性、関西弁でいじめにあっている少年、それに不特定多数に話すことが出来ない野球解説者と、それぞれ悩みを持った人ばかりです。
話は、それぞれが、落語教室から、そして4人と三つ葉の交流から、少しずつ「成長」してゆきます。そうした人間としての「成長ドラマ」であると共に、裏には「恋愛ドラマ」でもあります。
文庫本としては、少し長めの小説ですが、とにかく読みやすく、一気に読むことが出来ます。同時に、場面、場面の描写の上手さから、すべてのシーンが目に浮かぶようです。良く出来た小説です。 落語を隠れ蓑にした現代恋愛小説 良くも悪くも落語を隠れ蓑にした現代恋愛小説。
匂いのエピソードがすごかった。
ちょっと五感の刺激された感じ。
映画も楽しみです。 「リズムのよい文章は読みやすい」の典型 何気なく手にとって読み始めたら止まらない。
要因はひとつ!話しも面白いが、なんたって文章のリズムがいい!
落語家である主人公 三つ葉の語りで進むのだから、落語調でテンポがいいともいえるが、いや、実際、リズムよく文章を書き進めるには書き手の技量が不可欠だ。
スイスイ文章を読み進めていくうちに、「この書き手、ただ者ではない・・・!」と思い知った。
登場人物はみんな無器用で、要領の悪い奴らばかり。
読んでいるこちらかすると、「お前、なんでそれがわからないのだ!」と意見してやりたくなりたくなった。
でも、それくらい無器用で、正直な奴らばかり出てくる話なので、各人物に愛情も湧く。
「頑張れ!もうちょっとだ!」と応援しながら、話しを読み進めることができる。
読みやすい文章で読者を惹きつけ、応援したくなる登場人物を描く作者、なかなかの手練れである。
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[ 雑誌 ]
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NHK ラジオビジネス英会話 2007年 07月号 [雑誌]
【日本放送出版協会】
発売日: 2007-06-14
参考価格: 350 円(税込み)
販売価格: 350 円(税込み)
中古価格: 300円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ときめきメモリアルGirl's Side 1st Love公式ガイドコンプリートエディション
【コナミデジタルエンタテインメント】
発売日: 2007-04-24
参考価格: 1,500 円(税込み)
販売価格: 円(税込み)
中古価格: 2,480円〜
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カスタマー平均評価: 5
ときめき 最初はうまくいきませんでしたが、この本を読んで2回目に葉月くんと念願のクリア出来ました。しかし、葉月クンのときめき度が低いのでときめき度の高い人から誕生日プレゼントを
もらえるのですが、何回やっても、3年間はもらえません。あと、親友でのクリアは素人で始めた私には難しいです。あとスキンシップも。でもスキンシップなしでも、本を読んでがんばれば、クリアできると思います。私はデータ保存してプレイして5回以上葉月くんとのクリア
楽しんでます。その回ごとに微妙に展開が違うのでおもしろいです。 初乙女ゲーム☆ 最初は「攻略本に頼るなんて邪道!」と意気込んで、自力でがんばりましたが、葉月クンのつれない返事や表情に切なくなったので、これに頼ることにしました! その御蔭で二回目でキスありの告白エンドが迎えられました。ゲームとはいえ、はば学ライフは恋愛だけじゃないので、繰り返し遊びたくなります。その時にこれがあれば細部を色々チェック出来ますし、買って損はないですよ。私が特に便利だと思ったのは、洋服ごとの保温度とキャラ別のデートスポット好き嫌い情報です。あと、各項目の最初のページが葉月クンのスナップになっているので、葉月クン好きには嬉しいです。それから、巻末にはアルバムCGカタログとチェックしておきたいイベントリストが載っていて、至れり尽くせりの内容です。はじめての乙女ゲームがこれでよかったなぁと思っています。大満足です。 すごく面白いガイドです。 ゲームにも役に立つし、読むだけでも、面白い! へ?、こんなもんがあるんだ!って感じ。
内容は細かいが、わかりやすい。ゲームシステム、すべてわかります。
ときメモGSファンは是非買って? 攻略本として略パーフェクト 例えば「ときメモGS2」の攻略本などは、ガイドからはじまり何種類か出ていますが、全部揃えても物足りない部分があったのですが、今回のこのDS版の「ときメモGS1」については、この一冊さえ購入すれば事足ります。
ただし、DATA関係が詰め込まれていますので、持ち歩き…と言うわけには行かないのですが(厚さも重さもあるので)。
全員攻略するつもりがない方も、他の方のDATA関係をこれで確認できるので、読みものとしても価値あり。 内容がびっしりつまっています。 このような攻略の本を買ったのは初めてなのですが、本の厚さに驚きました。
もっと薄いものかと思っていたのですが、300頁もあり、買って損はないと思います。
内容は、キャラ別攻略ガイド、デート3択ガイド、恋愛ガイド…、などのものが書かれていました(*^_^*)
説明も細かく、全てのアルバムやイベントなどが載っていることも良し!
また、四個のエンディングについて、詳しく書かれているのも参考になりました。
見ているだけでも楽しいですよ♪
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[ 単行本 ]
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ファシリテーション・グラフィック―議論を「見える化」する技法
・堀 公俊 ・加藤 彰
【日本経済新聞社】
発売日: 2006-09
参考価格: 2,100 円(税込み)
販売価格: 2,100 円(税込み)
中古価格: 2,780円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・堀 公俊 ・加藤 彰
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カスタマー平均評価: 4.5
板書を制すものが会議を制す! 仕事上の必要があって、ファシリテーションに関する書籍を漁ったなかの1冊。
著者の堀氏は日本ファシリテーション協会の会長で、著作も多い。
本書は、ファシリテーションの個別スキルであるファシリテーション・グラフィック、
すなわち「板書」について解説したものである。
会議で板書をするのはいちばん下っ端の若い人ということが多いが、
実はそれは大変な間違いで、板書をする人こそが会議において最も影響力を持ちうる、
と本書はいう。
なぜなら、板書をする人が個々の意見をどのように要約するか、整理するかで、
議論の組み立てを舵取りできるから(p2)である。
従って「板書」はファシリテータの最重要スキルのひとつということになるのだが、
実際にはリアルタイムで進行する議論を構造化したりグループ化したりするのは
容易なことではない。
本書では、「朝まで生テレビ!」を聴きながら板書する、という訓練方法を紹介しているが、
想像するだけでへこたれそうである。
ともあれ、これまで板書を会議スキルとして正面から扱った本はなかったように思う。
書かれている内容については、さほどびっくりするようなことはないが、
きれいに板書されたカラーのサンプルは大変参考になる。
なお本書を読む前に、ファシリテーションの全体像は類書で押さえておきたい。
以下をお勧めする。
『ファシリテーション』山崎将志,2007,ファーストプレス
『今すぐできる!ファシリテーション』堀公俊,2006,PHPビジネス新書 入門書としても、実用書としても!! ファシリテーションに興味を持ち、まず読んたでみたのが『ファシリテーション入門』。
それに続いて2冊目に購入したのがこの本です。
内容は盛り沢山ですが、
語りかけるような文章とたくさんのイラストのおかげで、サクサクと読み進められます。
ファシリテーション・グラフィックにちょっとでも興味を持たれた方なら、
入門書として最適だと思います☆
ファシリテーション・グラフィックは「話し合いを見えるようする」素晴らしいツール。
話し合いの質が、間違いなく変わる。
しかも会議だけでなく、日常のあらゆる場所で実践可能だということ、
そしてすぐにでも実践できる方法も、この本は教えてくれます。
わたしはこの本をキッカケにファシリテーション・グラフィックを描き始めました。
すると今度は実用書として大活躍☆
現場で役立つヒントが満載で、助けられています。
実践していると起こる“ちょっとした困ったこと”に対する、
著者の豊富な経験に基づいたアドバイスが有難い。
何度読み返してもその度に得るものがある。
ずっと手元に置いておきたい良書です。 議論を見えるようにする ファシリテーションの中核スキルであるグラフィックスについて、網羅的に解説した本です。
議論を見えるように描き出すことで、議論を活性化し、質を高め、話し合いの成果と参加者の納得感を高めることができます。
とにかくお薦めは第4章。打ち合わせやワークショップの例をもとに、実際に議論をどのように描き出すかを詳細に説明してくれています。
どのような会議で、どこ(ノート、ホワイトボード、模造紙)に描くのか、どのような描き方をするのか、などが懇切丁寧に描き出されています。
読んでいるうちに 頭が活性化してきて、自分でも描いてみたくなる気にしてくれます。
第2章で出てくるイラストも 非常に印象的、かつ簡単に描けるもので、なかなか役立ってくれています。
まずはファシリテーションの入門書(堀氏の『問題解決ファシリテーターがお薦め)を学んだうえで、是非お読み下さい。
理屈だけでなく実践につながる書です。 「議論を描く」ファシグラで会議を変えよう! 議論を描くということに関して、これほどまでに丁寧で分かり易い上に
内容ギッシリの本が他にあるだろうか?と思うぐらい素晴らしい本です。
ファシリテーション・グラフィックというのは、
ホワイトボードや模造紙等に、文字や図形を使って分かり易く表現し、「議論を描く」ことを言います。
グラフィックというと、何か難しいものを想像される方が少なくないと思いますが、
決してそんなことは無く、アンダーラインや枠囲みなど、
書くことに慣れていない人でも、すぐさま使えるテクニックが沢山あります。
でも、この本で一番優れているのはテクニックの部分では無いのです。
テクニックも満載なのですが、一番優れているのは
「私も描いてみたい」
と思わせる手書きのサンプル(図)が沢山あることです。
一番大切な「やってみたい」を感じることが出来る本なんです!
まずは綺麗に描けなくても良いのです。
本書で述べられているように、
『「上手下手」よりも「描くか描かないか」の方がはるかに重要』なのです。
ですので、この本を読んで「上手く描けるか分からないけど、まず描いてみよう」
と思ってもらえる方が沢山出てきてくれると私も嬉しいです。
私も会社で実践していきます。一緒に頑張りましょう! 会社の会議に役立つ本 先日、IT講習会に参加したときにはじめて「ファシリテーション」ということばを聞きました。おもしろそうだったので、すぐに本を調べ、購入しましたが、なかなか面白い本でした。
会社ではよく会議の議事進行役をすることが多いのですが、議論内容をホワイトボードに書くだけで、今までよりも議事進行がスムーズにいくので、正直ビックリです。
これは、会社だけではなく、労働組合の際や町内会でもつかえそうなので、今度この手法を使ってみたいと思います。
また、日本ファシリテーション協会というものがあるそうなので、ちょっと参加してみようかとも思ってます。
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[ コミック ]
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キン肉マン2世 究極の超人タッグ編 8 (8)
・ゆでたまご
【集英社】
発売日: 2007-06-19
参考価格: 530 円(税込み)
販売価格: 530 円(税込み)
中古価格: 350円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ゆでたまご
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する
・W・チャン・キム ・レネ・モボルニュ
【ランダムハウス講談社】
発売日: 2005-06-21
参考価格: 1,995 円(税込み)
販売価格: 1,995 円(税込み)
中古価格: 1,390円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・W・チャン・キム ・レネ・モボルニュ
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カスタマー平均評価: 4
経済書初心者には、お勧めできます。 Red Ocean=既存の供給が需要を上回った競争過多の世界から、Blue Ocean=新しい市場空間を切り開いて、企業が利益を上げる為の方法論が、実際の企業の事例と図説付きの各種フレームやツールで分かりやすく記載されています。
内容は、既に確立された理論である、5フォースや3つの基本戦略等のフレームを、新しい市場空間に対して上手く纏め直しただけの感は否めませんが、経済書初心者には、競争過多の市場環境から企業がどのように戦略を練り直すかを考える上で参考になる書であり、お勧め致します。
ブルーオーシャン やはりどんな企業戦略も、レッドオーシャンより
よい事にきまっている。ただそれが何故なのか何ゆえ
そうなるかを、見事にときあかし、競争の無い企業戦略、というのもへんだが、
企業をなりたたせていくという。そのすばらしさを分かりやすく紐解く作品
が、これなのであろうか。おおくの企業タクティクスをしのぎをけずるような
今の世界をあさましくなく活性化させなりたたせる・
すごいところに眼をむけた作者は尊敬に値する。
しかし、創造がはたして実現させられるかという問題は
われわれが解いてゆかねばならないのであろうか、、、
一読推薦します。 特に目新しさはないが,読む価値はある戦略+リーダシップ論? 本戦略書で述べられている内容は,ポーターのポジショニングとバーニーのリソース・ベースを基本に若干の色づけを行っている.その部分が戦略の実践の部分で,ここにリーダーシップ論を持ち込んだ主張を展開している.組織に所属する者が戦略を内部コンフリクト無しに実践するには 『Tipping Point Leadership』 の活用が有効であると述べられており,組織を活性化するためのキーマン,キーポイントの取捨選択とそれ以外の排他が有効であるとの主張である.この部分は第III部に詳述されており,ニューヨーク市警察を用いた事例分析の部分はなかなかおもしろい.この書籍全般に云えることとして,取り上げている事例の説明はなかなかおもしろく,特に第III部の記述がそのように感じた.
特に目新しい記述はないが,戦略策定・実践のポイントをうまく整理している点は認めても良いと思う.基本的には,(1)価値観を固定せず時代に合わせて変化させる,(2)価値観は顧客の視点から,(3)競合とは違ったことをする・異なる価値観を持つ,ことを勧めている.それによって競合と血眼に戦う 『レッド・オーシャン』を回避し,競争のない 『ブルー・オーシャン』 を切り開くことができ,『プロダクトアウト』の現代を生き残る得策となることを主張している.話題の書籍なので,読んでおくことに意義はあるように感じた. 分析・解説はすばらしい、でも実践法は?? まったく新しいコンセプトのサーカス、シルクドソレイユの例がすばらしい。分析の枠組み、考え方、ポイントの的確さ、納得性、思わず唸ってしまうほどだ。
著者はこの種の分析には非常に明晰な頭脳を持っている。
しかし、誰でもよく考えれば当たり前ということを凡人は思いつかず、少数の「天才」がたまたま思いついた、という所詮過去の分析にすぎない。
その証拠に、新しいブルーオーシャンを見つけるために何をすればいいかというアクションプランの章に移ったとたん、それまでの自信にあふれた文章が、突然稚拙でまったく説得力のないものになってしまっている。
つまり、何を思いついたかという分析は完璧だが、どうやって思いついたかという部分が完全に欠落しているため、読み物としては面白いが、残念ながらあまり応用の参考にはならない本になってしまっている。 いわゆるネーミングの勝利型 なぜこの本が受けているのであろうか? それはネーミングに尽きると言わざるを得ない。筆者が主張していることはすでに言い古されたものばかりであり、中核コンセプトであるブルーオーシャンも、乱暴に言えばポーターらポジショニング・スクールの主張=競争のない土俵を探すこととまったく同じである。
昨今、何の変哲もない主張をネーミングだけであたかも新しい概念であるかのように売り出す書籍が多いが、これもその1つではないだろうか。
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[ 新書 ]
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英文の読み方
・行方 昭夫
【岩波書店】
発売日: 2007-05
参考価格: 777 円(税込み)
販売価格: 777 円(税込み)
中古価格: 500円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・行方 昭夫
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カスタマー平均評価: 5
真に英文を読む下すための1冊 この本を読んで自分が普段いかに真に英文を読みこなしていないのを痛感しました。速読を中心にしていましたが、英文によっては精読も必要だと実感しました。200頁を少し超えるくらいですが、内容的には十分満足しました。いろんなジャンルの英文を取り上げているし、解説が非常にわかり易い。先ず、英文を自分なりに読んで、解説を読んだ後、再度元の英文を読むようにしました。続編を期待したい。 想像力の格闘家
「英語青年」の今月のお題、が元ですね。
本になっても、語り口は雑誌同様まことに穏やかです。
メインディッシュは購入者の方のためにお取り置きさせて
頂くとして、2,3。
大学入試問題作成や投稿用解釈文の選定がいかに大変で
あるか、との言にも関係があるのですが、基本的に著者
の行方氏が英語教師であることが、本書を大変学際的に
しています。訳語の選定と、文法・構文の説明が常に車の
両輪として解説されています。
また、翻訳教室を開くとしたら「代名詞の抜き方」を最初の
レッスンにしたい、とも。後半しばしば問題提起されている
のもココで、主語YOU は誰のことか?ONE は誰のことか?
というように文意をあいまいにしないコツとして再三注意を
喚起されています。
まあしかし一晩で一気に読める楽しい本です。
中野好夫、朱牟田夏雄、江川泰一郎、など本屋でよく見かける
各氏も登場し、モームの1冊も読んでみるか、って気にもなって
きますね(もちろん訳本をですが)。 英語を学んでいる大学生は是非読んで! 従来大学では「英文読解」の授業が普通であった。本書で、ステップを踏んで懇切丁寧に説明されている内容は、基本的にはそのような授業で展開していたものである。学生はこの種の授業を通して、辞書の引き方、1語1語を大切にすること、文章はコンテクストで読まなくては正しい意味を取れないこと等々を学び、英語力をつけていった筈である。そうして最終的には、言葉の理解には「想像力」が大切であり、その力を身につけることで、単に語学の学習を越えて豊かな人間力がつくことを実感して大学を卒業した筈である。柔らかい語り口調で説明される本書は、まるで著者が教室で展開されている授業そのものの感があるが、TOEIC対策的な授業ばかり盛んである今日、学生がこのような教師に出会うことがあるだろうか。本書のどの一つの用例でもよいから正しく理解出来るかを試してみれば、TOEIC対策的な授業ばかりでは英語力はまったくつかないことを納得するのではないか。本書を読み、続いて同じ著者の『英文快読術』(岩波書店, 1994)、『英語のセンスを磨く』(岩波書店, 2003)なども読んでみて、この著者の崇拝すべき英語力に心酔し、同じく著者の『人間の絆』(モーム作)(岩波文庫, 2001)などの翻訳書に手がのびれば、それだけで有意義な大学生活であったと思えること、請け合いである。(元大学教授) 神秘めかさないで精読力養成の方法を伝授する好著 モームやジェイムズの翻訳者で知られる著者が岩波新書の形で英文読解力の向上のさせ方を解いた本。同じ著者にはすでに『英語のセンスを磨く』『英語のこころを読む』などの英文精読の方法を説明した著作があるが、今回の『英文の読み方』では、読解力向上への段階が一段と丁寧に示されている。ベテランの教師が時として犯す、神秘めかしや「勘」への逃避を徹底的に避けながら、最終的にはプロの翻訳者のレベルまで英語力をつける方法が伝授される。例文も文学作品に限らず、雑誌記事、広告まで含み、きわめて幅が広い。大学生でこの本を買う人も多いであろうが、特にStep 3, Step 4を読んでほしい。受験英語流の、構文パズルを解きとりあえず単語の代表的意味をつなげていくような読み方から脱却して、英文のもつ香気を十二分まで味わう読みに到達する上での大きなヒントになろう。現役の英語の教師として、とても本書の著者のようには難解な英文は捌けないと思った。 一気に読めてためになる 書店で「はじめに」を読み、著者の熱意に引き込まれて購入。さっそく一気に通読した。感銘を受けたことを2つだけ書く。執筆の仕方が上から教えるというのでなく、一般読者の目線で一緒に考える姿勢で貫かれているので気分がよかった。次に、やさしそうな例文でバカにしていたら、解説を読んで自分が表面をなでていただけなのが分かったし、逆に難しくて自分には無理だと思えた例文が、色んな角度から丁寧に説明されてゆき、最後には執筆者の息づかいまで分かった。通読していて著者の言う快読の楽しみが少し味わえた気がした。本気で読解力を身につけたいので、これからゆっくり時間をかけて Step を踏んで進んで行くつもりだ。真面目な本だけど、結構ユーモアがあって時々笑えた。
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