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[ 単行本 ]
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エンジェル・ナンバー―数字は天使のメッセージ
・ドリーン・バーチュー
【ダイヤモンド社】
発売日: 2007-01-19
参考価格: 1,500 円(税込み)
販売価格: 1,500 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・ドリーン・バーチュー
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カスタマー平均評価: 5
なぜか気になる数字、意識してしまう数字の意味を知ることができる 1日何度も目にする数字、気になる数字、意識してしまう数字。なぜか同じ数字に目が引かれること、何度もみてしまう数字が多いので、その数字の意味することがわかれば、その意味を指針にしてよりよく生きることができると思い購入しました。
数字を通してのスピリチュアルなメッセージだと知りスピリット、天使の愛に感動です。 暮らしが豊かになります。 日常に、何度か?くりかえし目に飛び込んでくる数字がある。
いつも一緒にいる数字がある。
たとえば、マイカーのナンバー、通帳の口座番号、クレジットカードナンバーはたまた、郵便番号、生年月日等々・・・です。
これが、人生を円滑に、
より豊かな暮らしのためのメッセージとして贈られてきている。としたら、
その意味を知ることができたら・・・
私の周りに、同じ誕生日のひとが4人以上、二組います。
その数字のメッセージは、自分の信条と同じでした。
感じとってはいましたが、「うん、なるほど!」感心しています。
頭に浮かんでくる数字のイメージは、仕事柄大切にしています。
数字に関わる人には、よい参考書となるかもしれませんね。
是非、そばにおいてみて下さい。 天界からの、天使の導き 以前から、私の心のなかに、ずっと気になる数字があって、他の著者が出している数字によるメッセージの本を読んだのですが、なるほどと思っても、なにかが足りないという感覚が、ずっと心に残っていました。そんな折りに、この本が出版されたので、さっそく読んでみたところ、そのメッセージは……『あなたは、たくさんの天使や、アセンダット・マスターによって守られています』と、いうものでした(ちなみに、その数字は43と44です)実は、この数字が思い浮かびだしたのは、ちょうど、私が迷い、苦しんでいた時期だったのです。メッセージを読み終わったあとに、いかなる時でも、天は私たちに救いの手を差しのべてくれていることを強く感じ、強い「ありがとう」の心が、全身に広がっていきました……
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[ 単行本 ]
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FLOWER
・木原 音瀬
【リブレ出版】
発売日: 2007-06
参考価格: 945 円(税込み)
販売価格: 945 円(税込み)
中古価格: 円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・木原 音瀬
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ハゲタカ2(下)
・真山 仁
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 800 円(税込み)
販売価格: 800 円(税込み)
中古価格: 400円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・真山 仁
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カスタマー平均評価: 4
おもしろい。 公私ともによく知るリンと敵になったかと思いきや紆余曲折あり、またまた仲間に。最強ペアが復活する。しかも、天敵&犬猿の仲の芝野ともチームに。飯島まで絡んでくるから、オールキャスト勢ぞろいという感じだ。前作から続けて読んだこともあり、とても面白かった。続きもありそうなので楽しみ。 最後は全部ベルボックスかよ! 下巻は曙電機買収のストーリーが軸。これ、凄く魅力的なテーマだったと思うが、
尺が足りなくなったのか最後は全て「ベルボックス」つまり明治期からの名門企業
鈴紡(≒鐘紡)がため込んできた政財界のダークサイド情報が詰まった情報箱を
フル活用し、米国大統領、日本国首相を足止めしてMBOを成功させた今作は
あまりにも現実感に乏しく、鷲津が本当にスーパーマン化して、話を整理した
のが面白くなかったところ。
そもそも鈴紡買収を失敗した段階でベルボックスも入手できていないと思うのが
普通ではないか?。それをやすやす入手した上に(ベルボックスさえあれば
鈴紡本体を買収するよりずっと効果的+お買い得な買収ではないか!)、
それを使って話を全て整理し、あげく買収合戦を繰り広げ、敗者となった
シャインには当初ほしがっていたテレビ事業をあっさりと譲渡…って
この話はいつから水戸黄門になったんだ?。
と言うわけで終盤話を無理矢理片付けた感があったのは残念。ただ、上巻から
曙電気の一社員をストーリーにちょこちょこ登場させて、最後に話の落ちを付けた
所を見ると全体の設計図は見えていたはず。であればこそ、尺が足りないの
であればもう一冊分追加して欲しかった。
その意味で、ストーリーが雑になった(まさかドラマ化の影響?)のは非常に残念。
まだ続きも出るようだし、もう少し現実感のあるストーリーを見せて欲しいものである。 読後の満足感はありますが・・・ 言わずと知れた名作『ハゲタカ』の続編で、『バイアウト』の文庫化にちなんだ改題です。
最新鋭戦闘機のミサイル回避デモンストレーションで大失敗をした軍事系ファンドが、その原型である
独自技術を持つ日本企業の丸ごと買収を企む。それと同時期に、いくつかのファンドや企業の駆け引きが
開始され、大規模な「絶対に負けられないゲーム」が始まった!
なんかストーリー概要を書いただけで、前作のデジャヴが頭をよぎる。それくらい、ちょっと
焼き増し感がある話しだった。誤解が無いように強調するが、それでも本作は非常に面白い。
ただ、前作は全ての始まりということで主要キャラクターの設定・生き様が詳しく描かれていたが、
本作はそれを読者の前知識であると前提していたために、スピーディーだが話の厚みに物足りない。
ラストも、相変わらず大どんでん返しでスケールが大きいが、やはり前作と・・・・・である。
そして、冒頭の「元部下の死」とミカドホテルのエピソードが「必要あったか?」程度なのも、
わざわざ本作に入れたことに若干違和感がある。
しかし、文末には『to be continued』の文字が!
この本だけでは解き明かされなかった謎を、しっかりと完結させてもらいたい(まだ続くかもしれないが)。 ハゲタカを読んでいない人には・・・ デビュー作「ハゲタカ」の続編に位置づけられる作品で、登場人物の多くも重なっている。企業買収をテーマとした小説である。「ハゲタカ」を読んだ人にとっては、スッと入り込めると思うが、逆に、「ハゲタカ」を読んでいない人にとっては、経緯がつかめない部分が多いかもしれない。「ハゲタカ」が良質の金融小説だっただけに、それと比べてしまうと金融関係の描写がちょっと粗くなっている印象をぬぐえないが、一方で、登場人物間の人間関係の描写は「ハゲタカ」よりも滑らかになっているという印象。文庫化されたので、買いやすくなった。
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[ コミック ]
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もやしもん 3―TALES OF AGRICULTURE (3)
・石川 雅之
【講談社】
発売日: 2006-05-23
参考価格: 560 円(税込み)
販売価格: 560 円(税込み)
中古価格: 399円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・石川 雅之
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カスタマー平均評価: 5
ああ農大 農大ってすばらしい。
もともと連載を「なんとなく」読んでいた私ですが、
気づいたときには「はまっていて」
ついつい3巻全部買って、読みふけってしまいました。
じわじわくるねーーーー 3巻はお酒がメイン? 内容は主にお酒についてでしょうか。
ワイン・泡盛、そして熟成について。
沖縄を舞台にした泡盛海中熟成については初めて知った
方法でした。今巻はお酒作りに興味のある人には読む価値ありです。 見どころ満載 大好きな納豆のあれこれがありちょっと嬉しかった。
新しい女子も気になるな?
それにしても2巻と3巻の表紙のイメージの違い!好きです。
やたらせりふの多いページもあるので静かなところでじっくり読むとひたれていい感じです。納豆食べたくなる。 本を閉じよう 内容については言うまでもなく面白い。
ついにシュールも出てきたし。
で、内容は読んでもらうとして、本を閉じてみよう。
そしてジュゴンちゃんを逆立ちさせます。
背表紙(左)側になにかが・・・
特装版にもあるのだろうか?
と、思ったら2巻からからやってた。
とにかくこんなヒマな企画を許すところが素敵。 くやじい 特装版を買ったつもりが、こっちを買ってしまいました
でも黄色いジュゴンちゃんがいとおしいからいいんです。
毎巻ジュゴンちゃんの多才ぶりには驚かされます
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[ コミック ]
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MAJOR 63 (63)
・満田 拓也
【小学館】
発売日: 2007-05-18
参考価格: 410 円(税込み)
販売価格: 410 円(税込み)
中古価格: 199円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・満田 拓也
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カスタマー平均評価: 4
もう終わりかな? タイトルのとうり物語が終わりに近づいているなと感じました。ワールドカップ編に入って言えるのはちょっとまいてる感がありました。今までは1つ1つのプレーを長めにしていたのですが、アメリカ戦は特に短いです。僕は海堂戦のようなゆっくりなゲーム展開のほうが好きです。(吾郎はクローザーになったことも関係してるんやろうけど)
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[ 新書 ]
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論より詭弁 反論理的思考のすすめ
・香西 秀信
【光文社】
発売日: 2007-02-16
参考価格: 735 円(税込み)
販売価格: 735 円(税込み)
中古価格: 680円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・香西 秀信
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カスタマー平均評価: 4.5
ほんと、まさにその通り! 近頃本屋さんに行けば、様々な分野の第一人者の方が書いた、いわゆるビジネスで成功する為のロジック思考や会話術に関するノウハウ本や一山幾らってな感じでつまれてますが、しかし、それらの論理的弁論もしょせん店頭でだだをこねて泣き叫ぶ幼児や「嫌なものはイヤ!」で快刀乱麻にしてしまう彼女や妻の発言や「大人の世界」で済まされてしまうビジネスの現場の中でどれほど有効なのかどうか・・・。近頃では法律という論理的思考であるはずの裁判所の判決文だって、相当に怪しいものです。
・・・・という常々感じていた疑問をスパっと解き明かしてくれたのが、本著です。
結局、「弁が立つ」というのはどれだけ論理的著述力があるか、ではなく、例え屁理屈であろうと、そうと感じさせず、如何に相手に説得力、迫力、人徳があるかというのを信じ込ませるか、という力のことなんだなぁ、と思わされます。
第二次大戦の古い記録映像を見ても、チャーチルやヒトラーなんかに比べると、東条英機は弁舌が如何にも貧弱ですもの・・・。本当のディベート力って、中身の構成力じゃなくて、実はああいう、力強い弁論のスタイルを如何に自己演出することが出来るかっていう、それを会得することにその真髄があるんじゃないかって思ってしまいます。 とてもおもしろかった☆ 筆者の論理批判は興味深いものでしたが、詭弁に騙されることのない論理的思考を確立するためのものとしてこそ、この本の意義があると思います。基本的には論理的思考を心がけながらも、やむをえない状況(相手との間に論理を超えた力関係が働いている場合など)によっては詭弁を用いることが理想的なのではないでしょうか?筆者は本書において、「詭弁>論」という図式を示すために、非常に明快な「論理」を用いているという根本的な事実を忘れるべきではありません。やはり結局のところ、人間にとって論理的思考というものは必要不可欠なものだと思います。 レトリックの解説と言語学批判 全体像については他の方の優れたレビューにおまかせするとして、個人的に面白かった細部について言及したい。
この本の著者は明らかに生成文法などの主流の言語学派には懐疑的な視点を有しており、『詭弁とはいかなるものか』を論じた第三章ではスティーブン・ピンカーやノーム・チョムスキーなどの有名な言語学者を、生成文法に関しては自分は無知だ、と言いながらも結構辛辣に批判している。そしてどちらかというとピンカーによって論駁された一般意味論のハヤカワや言語相対説のベンジャミン・リー・ウォーフなどに擁護的な姿勢をとっている。ここらへん、著者の言語学的スタンスが垣間見えて面白い。
だが、ピンカーの『言語本能』が本当にチョムスキー言語学の優れた入門書であるかどうかについては生成論者の中にも懐疑的なものが多く、ピンカーは厳密に言うと言語学者ですらない。ところが、本書を読む限りでは、ピンカーとチョムスキーがまるで共謀して生成文法を持ち上げていっているかのような感じも読み取られる。つまり、著者はこの生成文法批判において自ら本書のテーマである『非・論理的戦略』の具体例を示しているわけである。ここは、やるな、と感じさせるところ。
だが、本書にはやや欠点と思われるような部分もある。それは全体を通して学者の名前と引用が非常に多く登場し、一般の読者にとっては煩雑に思われる可能性がある、という点だ。そこらへんは改善の余地があるかもしれない。 思考の錆落としに 『論より詭弁 反論理的思考のすすめ 』。タイトルが既に挑発的であり、論争的である。しかし内容は、選ばれし者たちの都市国家の広場ではないこの現世において、論理をそらし、外し、俗論に逃げ込む者たちとの「間の取り方」「呼吸法」が解説されている。
著者は、偽悪的な装いを好むようであるが、不快ではない。
本書は、思考の錆落としに適している。 論理だけでは世の中何も進まない 言われてみれば当たり前なんだけれど、世の中のほとんどの問題は、完全に論理的な思考ではほとんど解決できない。
そうした当たり前をきちっと言ってくれたのが本書。
1章の「言葉で何かを表現することは詭弁である」というのから、なるほどと思わせる。
例えば
a B君の論文は、独創的だが、論証に難点がある。
b B君の論文は、論証に難点があるが、独創的だ。
この2つはまったく同じ事を指していますが、受ける印象は全然違う。しかし、論理学ではこの2つを同じと扱っている。
また、事実と意見を分けるのもたいした意味がないという
例えば
a 冷蔵庫の中にビールがあった
b 冷蔵庫の中にビールがなかった
どちらも事実の確認は出来るが、bのほうは語り手の意見でもある。
論理カチカチがうさんくさくていやになった人にはオススメ
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[ 雑誌 ]
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NHK きょうの料理ビギナーズ 2007年 07月号 [雑誌]
【日本放送出版協会】
発売日: 2007-06-21
参考価格: 500 円(税込み)
販売価格: 500 円(税込み)
中古価格: 450円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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マンガでわかる統計学
・高橋 信 ・トレンドプロ
【オーム社】
発売日: 2004-07
参考価格: 2,100 円(税込み)
販売価格: 2,100 円(税込み)
中古価格: 1,600円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・高橋 信 ・トレンドプロ
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カスタマー平均評価: 4.5
たしかに役くだっている 株なんか遊び半分でやっているとはいえ、負けるのはいい気がしない。
なんにでもいえる事だが、ものごとを考え推し進めるときは
統計とゆうものに必ずぶつかる。
それがわからないと何も、分析できない。
コミックふうではあるが、芯はしっかりしている。
これをうまくつかいこなすかの問題である。
一読推薦!! マンガとして読めるところが画期的な統計入門の本 「マンガで学ぶ」本の良い所は、1.自分と同じ知識の無い人物が本の中に登場し、説明者に基本的質問をしてくれて感じる疑問点を代弁してくれる。2.説明の内容がビジュアルで解りやすい。3.マンガそのものがおもしろいと退屈さが紛れ、途中で放り出さなくすむ。であるが、特に「3.」は重要で、これはマンガの登場人物設定、ストーリー展開及びノリが良くないと効果が出ない。この漫画は主人公の女の子もかわいいし、ぼけとつっこみもきちんとしているし、絵がきれいだし素晴らしい。読んで解りやすいし、内容も良いらしい(完全独習統計学入門:小島 寛之で絶賛)。「統計学って何するものなの?」という基本的事項についての権威者の本の説明は解りにくいが、この本は解りやすく説明していて、今まで統計学の本を何冊も積ん読にしてきた初心者の私は助かった。とりあえず、統計学のイメージは掴めたがこの本だけでは統計学を自分で使えるようにならない。疑問点も沢山残る。次は「不平等社会日本」の佐藤俊樹先生がUPで推薦してた松原望先生の本でも読むか。 入門に最適 マンガでというと、萌えキャラで売るイメージがありますが、本書は、そうではありません。マンガのストーリーが、統計の基礎を押さえるのに非常に役立っています。これまでに見たどの入門書よりも易しく、誰でも理解できるようによく工夫されている有料書です。 漫画と学習効果が両立した稀な本 世の中には「漫画で分かる?」と喧伝する本が氾濫しています。
活字離れが進む若者にも、漫画なら読んでもらえるだろうという魂胆があるのかもしれません。
しかし、普段本を読まない若者も漫画は沢山読んでいるわけで
当然目は肥えています。つまらない漫画であれば見向きもされません。
その手の本が溢れる中で、この本は漫画も面白く、かつ学習効果も高いという例外的な本です。
軽い気持ちが漫画を読み進めるうちに、自然と統計学に関する基礎的な知識が身についていくに違いありません。小島さんの統計学入門と合わせて初心者にはお薦めの良書です。
ただ、ホッカルさんも言われているように、最後のオチには釈然としないものを感じる方も多いかも(笑 はじめての方に 統計の知識が欲しいんだけど、ビジネス書や新書はちょっと敷居が高くて・・という人にオススメ。
絵やストーリーに拒否反応が出なければ、統計の基本知識がスルスルと頭の中に流れ込む。
(定着するかは別として)
半分あたりからはややこしそうな数式が出てくる。
それは必然の流れ、必要なものだけれど、私(極度の数学嫌い)にはさすがにちょっと抵抗があった。
またきちんと理解するにはデータを使ってExcelなどで実践する必要がある。(特に後半)
それでも最後まで読み通すことができたのは絵とストーリーのおかげといえる。
統計学のはじめの一歩にはオススメ。
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[ 文庫 ]
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ハゲタカ2(上)
・真山 仁
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 750 円(税込み)
販売価格: 750 円(税込み)
中古価格: 450円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・真山 仁
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カスタマー平均評価: 4.5
かっこいい。 前作は悪役風だった鷲津。前回もかっこよかったが、今回はよりカッコよく登場。まっすぐな鷲津はより魅力的に感じた。前作に引き続き登場する人物が多く、どんな人かがわかった上で読むとより面白いと思うので前作を読んでから2を読むのがよいかも。ストーリーも前作同様おもしろい。下巻が楽しみ。 前作同様、面白い! 文庫になってたのを知ったのがつい先週でした。
ハゲタカとは違って、今回は至宝の技術の
国外流出を巡る物語がメイン・テーマ。
冒頭から色々なエピソードがあふれるように出てきますが、
流れに任せて一気に読むとちゃんと一筋の弧を描いている。
前作同様、面白い小説ですね。 禿げたか? 真山仁氏のハゲタカの続編。前作は1989年?2004年が舞台。本作は2005年から始めている。芝野が老舗化粧品メーカにCROとして乗り込んでゆく。NHKドラマの原作で一躍有名になった真山氏の作品だが前作を凌ぐものではない。終曲バイアウト2006年12月の後にTO BE CONTINUIED となっている。まだまだ続編が出そうである。登場人物の設定がしっかりとしているので、連続読み物として楽しめる。 一気に読める経済小説です バイアウトファンドのヘッドである主人公の鷲津政彦が大型企業買収の舞台で、戦いを挑む痛快な経済小説。ものすごい情報戦と駆け引きが現実離れしていて、それが面白さを倍増しています。『ハゲタカ』の続編として進化した内容とより繊細な登場人物の描写に感動します。
尚、筆者が書いている通り、幾つかの実在の企業をモデルにしてはいるものの、どの企業もモデル企業とは全く違っており、あくまでも小説として読むということで、これで現状のM&Aの世界を理解したと思うのは非常に危険です。私は最初に『ハゲタカ2』を読み、後で『ハゲタカ』を読んだのですが、その場合は2の導入部はちょっと分かりにくかったです。
アランの死と芝野の家庭と貴子の行く末が未解決のままだったのがやや消化不良でした。もしかしたら続編が出るのかも??? もちろんハゲタカ2もドラマと違います(^^;) ハゲタカ2は鈴紡(≒鐘紡)vs月華(≒花王)の買収合戦と曙電気(これはおそらく
富士通+三洋or松下の様な感じか)vsシャイン(キャノンか?)の話を軸に
ミカドホテルのストーリーも絡めて話が進行していく。
ハゲタカ1に比べて人間関係の話が多く、また迷いの中の鷲津が前作までの小気味
よさを若干そいでいる印象がある。また鈴紡争奪戦までは割と現実世界のやりとりを
取り扱っている感じだが、曙電気からは架空の企業買収をでっち上げたようで、
経済小説としての「のぞき見」感が若干失われている。
とは言え、引き続きの高い完成度は一読の価値有り。下巻も楽しみである。
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[ 文庫 ]
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つどうメイク・マイ・デイ
・賀東 招二
【富士見書房】
発売日: 2007-03
参考価格: 609 円(税込み)
販売価格: 609 円(税込み)
中古価格: 556円〜
( 通常24時間以内に発送 )
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・賀東 招二
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カスタマー平均評価: 5
やられっぱなしでは終わらせない! まさに大反撃!いままでやられっぱなしだったダナン一行とソースケ、かなめ、そしてアルが見事に復活し、彼らの強さが紙面からあふれんばかりの展開でした。
ソースケは再び自分にムチ打って戦士として、
かなめはかつてのような強気で不屈のお転婆として、
そしてアルはソースケの頼もしくも偏屈な相棒ASとしての復活を遂げました。
お互いに離れ離れにされた中での会話シーンは涙さそうも今後の展開に期待せずにはいられない、素晴らしいものでした。
作者である賀東先生は以前あとがきに「そういえば鬱な展開の作品がやたら流行ってから十年経つのだなあ」的なことを書いていらっしゃいました。
この時点で、「フルメタは最後まで鬱な状態では絶対に終わらせないぞ!」という意思表示だったようにも思えます。
これから終盤に向けての猛スピード展開に目が離せそうありません。 コントラスト 前巻「燃えるワン・マン・フォース」と並べて読むと面白さが際立ちます。
旧式<サベージ>で新型<ガーンズバック>を退けるなど、最強メカの性能頼りきりの
どこぞのロボットアニメの軟弱主人公とは比較にならぬ戦闘技能を持つ宗介が
いよいよ新たな剣<レーバテイン>で大暴れ!
でもこの機体、ラムダドライバを駆使したガチンコバトルに特化した欠陥機だったり…。
旧式の機体特性を生かした戦法を見せ付けてくれた宗介がそれを知った時のスッコケぶりは
万能無敵メカなどは存在しないフルメタワールドの象徴といえます。
最後は前巻ラストの自分の業の深さからくる宗介の孤独と絶望感を
かなめの開き直りがひっくり返してくれる爽快さ。
困難はまだまだ多いが、四の五の言って悩むより前に進め!
ストーリーもいよいよ佳境へ 少し脇道に逸れていた感じの流れが、一気に本線に戻ったような展開です。
テッサを中心とする、ミスリル最後の残存兵力であるダナン一派の動きを皮切りに、
相良軍曹がいよいよ頭を上げて、いつぞやの不良親父連中の協力の下にかなめを追い始めます。
かなめもかなめで、ようやくウジウジしていた状態から抜け出し、らしさを取り戻します。
タイトルのごとく、ようやく再集合したウルズトリオ。
実戦闘力特化型の機体「レーバテイン」。
圧倒的なまでに開いてしまった組織の差をどう乗り越えるのか……カリーニンの動向をはじめ、今後の展開が非常に困難に思える描写の数々の中、動きつどい始めた希望がどのように道を進んでいくのか?
終幕に向け幕を上げた、そんな一巻だと思います。 炎の絆
角川書店・富士見ファンタジア文庫刊
賀東 招二著作「フルメタル・パニック!」の長編シリーズ第9作
『つどうメイク・マイ・デイ』を収録した文庫本です。
サンフランシスコ南部にある病院で一人の少女が保護された。
髪は乱れ、頬はツヤを失い、唇は乾き、うつろな瞳に生気は感じられない。
その患者の担当医マーサ・ウィットは彼女に優しく尋ねた。
「あなたの名前は・・・?」
「テレサ・・・テスタロッサ」
衝撃的な冒頭から始まる本作。
第8作「燃えるワン・マン・フォース」から14ヶ月。
ついに放たれた372ページの長編が織りなす反撃の物語は読み応え絶品。
壊滅的、絶望的な状況をもねじ伏せる彼らの意地の全てが
随所に散りばめられており、読み進める手が止まりません。
壊滅したメリダ島からトゥアハー・デ・ダナンで脱出したミスリルのメンバー。
何をされるわけでもない幽閉状態の千鳥かなめ。
筋力は衰え、瀕死の重傷を負った相良宗介。
3つ巴の視点が次第に絡みつき、戦えるだけ戦ってから死ねと訴えるような
青く静かに燃えるその熱き生き様に興奮します。
そして、ついに登場する新型アーバレストともいえる炎の剣・ARX-8「レーバテイン」。
ラムダドライバを駆使し、異常すぎる機動力とありえない攻撃力で
ベヘモスすら圧倒する機体能力に驚かされます。
しかし、全くの完全無欠ではなく、穴のあるじゃじゃ馬設定が
うまくお話にバランスを取っている感じが巧みですね。
彼は銃弾に倒れ、匂わせていた反逆者が名乗りを上げ、二人は強い絆を取り戻し
物語は次巻へ続く・・・と思いきや、長編第1作「戦うボーイ・ミーツ・ガール」から
完全に置き去りにされていた彼女がエピローグで脇を固め、さらに驚愕必至。
読者の期待と予想をさらに上回る、力強い描写と緻密な構成力で見せる
作者の器の大きさに感嘆しました。間違いなく必読の一冊です。 反撃開始 OMO、OMFと欝展開が続きましたが遂に宗介たちの反撃が始まります宗介とミスリルも合流して新型AS ARX―8〈レーバテイン〉も登場!最後のかなめと宗介の無線のやり取りは今までフルメタを読んできた人は感涙すること間違いなしです南風を聞きながら読んでみてください
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